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2025年 08月 31日
痛みは血液検査や画像や測定できるものではないので説明は難しい。誤解も多い。 新しいパンフレットを作り診療に使っている。先日胸を打って受診した患者さんに渡したら、さっそく次の日に90歳の母親を連れてこられた。 その方は腰椎すべり症で手術をしたが治らず、腰痛、両下肢痛が続いている。今度は脊柱管狭窄症と言われているが高齢なので手術はしたくないとのことだ。 このパンフはA4で裏表印刷できるようにしてある。 局麻剤の注射は医師で保険診療をしている私の得意技だが、それにこだわることはない。 これを利用して各自の得意技に書き換えるのもいいですよ。 また同日に私のファンだという整体師の勧めでで来られた方もいる。その方は、10年来の腰痛、股関節部の痛み。ちょうど昨日の清水宏保選手のようだ。持参したMRIをみると清水選手のMRIと似たようなものだ。この腰でも過酷なスポーツができて世界のトップアスリートなんだから痛みの原因はそこではないと説明。整体師が指摘しているように腸腰筋などの筋筋膜性疼痛だ。 医師の欠点は画像で痛みの診断をすることだ。それは生理学的にも、統計上も、治療上もなんの根拠もない。患者さんのマインドには悪影響をおよぼす。
by junk_2004jp
| 2025-08-31 10:28
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