2005年 11月 10日
テニス肘は以前は微小損傷なのだから、安静が大事といわれました。今では、ストレッチなど積極的なリハビリがすすめられているようです。 シンスプリント(ランナーのスネの内側部の痛み)も過使用による微小損傷なんだろうと思いますが、私は、圧痛点に局所麻酔をうってやります。そして運動は続けること、よくストレッチをすることなどを指導します。これはとても治りがよくよろこばれます。 足関節の捻挫や突き指も希望する人には局所麻酔を注射します。固定は厳重にはしません。捻挫の腫れや痛みは、局所麻酔をした場合はおどろくほど違います。靱帯損傷に注意を向けるよりかは、神経性炎症を早くストップさせるほうがいいのではと思います。 たぶん、少々の損傷があっても、痛みを積極的に取って動かすほうが、安静固定より治りがいいように思います。 とにかく、安静というのは、リスクがあることには間違いありません。プロスポーツの選手でも少々の怪我でも出場する人のほうが、いつのまにか治っているようですね。(松井さん、金本さん)
by junk_2004jp
| 2005-11-10 01:23
| 急性痛
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