2006年 04月 08日
神経線維の脱落は起きうると思います。でも 医師の受診前に 既に起きてしまった結果に 医師の責任があるんでしょうか。 「ヘルニアを除去しなくてもキズが修復する」のだと思います。たとえば、運動神経は 神経線維の脱落がおきても 神経再支配で 代償されています。自然治癒力というのは そうした機転も含まれています。 ●キズの修復がおきるのと神経再支配による代償は別のことだと思います。代償がおきるのはキズが治らないという結果ではないでしょうか。ヘルニアを除去しなくてもキズが修復するのなら、再度キズが付き始める可能性もあるのでしょうか。常識的にはそう考えるのが普通ですね。ということはヘルニア持ちは動作などに気を付けないと神経にキズがつく可能性があると・・ 「ヘルニアのためと言われている痛みに長期間悩む人がいる」ということこそ、先生の説によりますと、筋痛・筋膜痛の可能性もあるのでは?と思います。構造的に 痛みが生じやすくなっているとかで。 ●そうですね。痛みと麻痺とは次元の違ったことです。ここでは麻痺にしぼりましょう。ヘルニアで悩んでいる人は痛みに悩んでいるのです。進行する麻痺に悩んでいる人を見たことがありません。その痛みのメカニズムはなになのか、どうしたら早く脱出できるのかを考えているのです。 神経線維の脱落=麻痺に陥る というわけでは 決してない でしょう。麻痺は 相当多数の神経線維の高度の障害で初めて生じるものでしょう。心配するような麻痺は 相当多数の神経線維の高度の非可逆的な障害で初めて生じるものでしょう とでも 言っておくべきでしょうか。 ●ヘルニアでは軽度の神経脱落はあるが、麻痺に陥るような高度の非可逆的障害はまれだというわけですね。
by junk_2004jp
| 2006-04-08 07:12
| ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾
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