2006年 05月 12日
Aさん(男性)は8日の朝起床時より両方の肘の外側が痛くてタオルを絞る動作が困難になりました。以前にこのようなことはありません。特に、肘に負担のかかる仕事をしているわけでもありません。様子をみていましたがよくならないので受診されました。 上腕骨外側上顆炎だと思います。圧痛点ブロックで痛みはほぼとれました。 朝起きたら頚が痛くて動かせない→寝違え 朝起きたらあごが痛くて開口が困難→顎関節症 同じことなのでしょう。寝ている間に無理な力が入っているのでしょうか。 この症例のように両側が一度にそれも朝起きたらなっていたというのはめずらしいです。 上腕骨外側上顆炎はとてもポピュラーな疾患ですが、いったん慢性化すると治りにくいものです。 上腕骨外側上顆炎は腱付着部の微小損傷という説が一般的ですがほんとうにそうなのでしょうか。 寝違えや顎関節症も安静にしているとなかなか治らなくなってしまいます。上腕骨外側上顆炎も安静よりもストレッチがよいようです。
by junk_2004jp
| 2006-05-12 19:16
| 急性痛
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