心療整形外科

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2006年 11月 09日

脊柱管狭窄症の呪い

今日、武道を通じて三節さんとお知り合いの方がお母様(80歳)を診せにいらっしゃいました。石川県の方です。インターネットを見てこられたのかお聞きしましたら、「三節先生のブログから」ということでした。一見で武道関係の方とわかりました。

お母様は約1年前より、歩きにくい(足が前に出にくい)状態が続いています。特に痛みはないということです。

2つの整形外科で診てもらいましたが、脊柱管狭窄症という同じ診断でした。20分以上続けて歩かないように言われています。(ケイしゃんのオペ病院)

歩容は神経麻痺を思わせるものではありません。図のような圧痛点がありました。外側広筋と腓腹筋の筋筋膜性疼痛と診断して、圧痛点を局所麻酔でブロックしました。1ポイントに1~2ml。

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「どうですか?ちょっと歩いてみてください。」
「軽くなりました。足が前へでます。」と笑顔で答えられました。

「これ以上悪くなったら手術しかないということでした。でも手術して一層わるくなったおじいさんを知っています。」

「私は脊柱管狭窄症という概念そのものに疑問をもっています。極めて怪しげな概念です。私も手術してかえって悪くなった人を何人かみています。このような簡単な治療ですぐに効果があるのですから、その部分の筋痛症ととらえるべきだと思います。筋肉がつっぱった状態になっていて歩きにくかったのでしょう。よく動かすようにしてください。腰はとくに異常はありません。きっとよくなるでしょう。」

自信を回復してよく動かすようにすればまたもとの元気な状態に戻ることでしょう。

週一の治療をすることにしました。
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by junk_2004jp | 2006-11-09 12:33 | 症例 | Comments(12)
Commented by sansetu at 2006-11-09 14:46
jun先生、ありがとうございました。
こちらにも今日メールが来ました。すごく喜んでおられました。

>20分以上続けて歩かないように言われています。

不安の押し売り(笑)。
Commented by junk_2004jp at 2006-11-09 15:55
そうでしたか。
痛いという愁訴でなく歩き辛いという愁訴でした。いろいろ感じ方があるものですね。
Commented by keisyan at 2006-11-09 19:35
ケイしゃんがオペした某病院には、ヘルニアの手術の名医がいるのです。
でも、ヘルニアと痛みは無関係なのだからそんなもん、なんの役にもたたん(ーー;)
Commented by junk_2004jp at 2006-11-09 19:43
そういうテクニックはレシピどおりだから・・・・
Commented by ?? at 2006-11-22 13:46 x
腰部脊柱管狭窄症自体は言われるとおりわかりにくい病態がありますが、
相変わらずの「自分がこうしたら治った。大きな病院ではわからない」という平和な独りよがり理論ですね。私は「先生がさすっただけで痛みが軽くなった」と言われました。名医なんでしょうか?
私にはこの掲示板自体が呪われていると思います。独りよがりのオンパレート。もちろんすぐに手術を薦める人がいるのも問題ありますけどね。
ヘルニアと痛みは無関係・・・・・ すてきです。
Commented by junk_2004jp at 2006-11-22 13:53
でも事実だもんね^^。
Commented by junk_2004jp at 2006-11-22 13:59
こんなのもありますよ。

X線・MRI・ミエロ等検査の結果、痛みの強さのわりにはエビデンスが弱いようだが、第4・5腰椎のあたりで狭窄がおこっている可能性がある、ということで○月○日に****病院にて手術。しかし、術後3日目から徐々に痛みと痺れがもどってきて、2週間で退院の予定が、一ヶ月半にわたってしまいました。

現在、痛みと痺れ(左臀部)は手術前とほとんど変わらず、家の中を歩くのがやっとという状態です。家事はほとんど夫に頼っており、心理的にも辛い毎日です。
Commented by junk_2004jp at 2006-11-22 14:03
Patrick Wallの本より

椎間板ヘルニアの手術は70年以上もの間行なわれてきた。もてはやされたこともあったが、疑問が増し続けている。ヘルニアの突出と痛みはそれぞれ独立していて、痛みの発現におけるヘルニアの突出の役割ははっきりしない。

??さんはどういう関係があると思いますか?
Commented by junk_2004jp at 2006-11-22 14:48
脊柱管狭窄症の診断サポートツールマニュアルの共著のひとり紺野慎一先生もおっしゃっていらっしゃいます。

「高齢者に多い腰部脊柱管狭窄は診断基準すらできていません。ですから、病院によって手術するしないについて見解の相違があり、整形外科医の間でも十分なコンセンサスが得られていません。外科医から手術を勧められた患者さんへの対応ですが、手術は考える必要はないだろうとお話してください。」
Commented by junk_2004jp at 2006-11-22 14:57
MPSについて教育を受けていない医学部生は、卒業後もその存在を知ることなく診療を行うため、現実には多数存在しているMPSの患者たちを前にしながら、正しい診断、治療が行えないのである。臨床医がMPSに無関心であることによってもたらされる弊害として重要なことは、TPがもたらす疼痛に対して他の疾患の診断が下されることである。

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痛みはね、画像診断できないのですよ。その証拠にサポートツールには画像のことがでてきませんね。筋肉に焦点を合わせて診断し治療すると案外早くよくなりますよ。

ま、いろいろなタイプの医者がおってもいいでしょう。
Commented by ?? at 2006-11-22 15:46 x
じゃぁみのもんたさんはなんだったんでしょうね?
この掲示板をみてるとあまりの独りよがりさに呆れます。
「こんなの」といって出す症例が正しいかどうかの判断とかどうせしてないでしょ?しそうにもないけど。手術をしろとは一言もいってません。ただ筋肉がどうのというのも一つの選択枝にすぎないというのをいいたいわけです。自分の治療話を得意げにするところがよほどヒマなのか自信過剰なのか。あなたに心因性と決めつけられる患者がかわいそうです。たぶんよそへ逃げてるでしょうが。
Commented by junk_2004jp at 2006-11-22 17:47
私はひとりよがりではなくて、このケースの場合、筋筋膜性疼痛症候群と診断して、病態生理を説明して、それに沿って治療したのです。その結果、とても良くなられたということです。

先日、この患者さんは2人の人を紹介してくださいました。

あなたは「腰部脊柱管狭窄症自体は言われるとおりわかりにくい病態がありますが」といっていますね。患者さんにどのように説明して指導するのですか。

老人は不安なのですよ。歩けなくなるのではないかと。無理をしないからますます筋肉がこわばり衰えていきます。

みーさんが紹介してくださった人もすぐによくなりましたね。脊柱管狭窄症と診断されている方でも、筋肉に焦点を合わせて治療すればよくなることが多いものです。

得意げに話しているのがきにくわないですかww。得意げにというより、このように考えた方がいいよといいたいのです。特に難しい、高価な治療ではないですから。

私はどこかで心因性という言葉を使いましたか?


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