人気ブログランキング | 話題のタグを見る

心療整形外科

junk2004.exblog.jp
ブログトップ
2006年 12月 10日

トリガーポイントが先なのかヘルニアが先なのか?

臨床的にはさほど意味がないことなのだが・・・

① 外力→筋筋膜トリガーポイント→筋短縮、可動域制限、左右アンバランス→疼痛回避姿勢→ヘルニアの形成

②外力→ヘルニア→筋筋膜トリガーポイントの形成
(外力→靱帯損傷→筋筋膜トリガーポイントの形成)


ヘルニアや靱帯損傷が修復されたからといってトリガーポイントがなくなるわけではない。

「トリガーポイントと筋筋膜療法マニュアル」

腸腰筋の損傷の生体力学
腰椎椎間板ヘルニア、脊柱側弯症、腰椎固定術なども腸腰筋にトリガーポイントを発生させることがある。


_______________________________

ヘルニアによるといわれている痛み」はトリガーポイント症状に他ならないと思う。一般にいわれているような神経症状であるはずがない。生理学の常識に反する。

ヘルニアがあってもTpが形成されていなければ症状はない。ヘルニアをとってもTpがとれなければ症状はつづく。

手術によって新たなTpが形成されることもあるだろう。全身麻酔によってTpが解消してしまう可能性はどうなんだろう?

by junk_2004jp | 2006-12-10 16:10 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾


<< 坐骨神経麻痺?      慢性筋筋膜痛(CMP) >>