2007年 02月 22日
アメリカ慢性疼痛協会 Mayo Clinic のChronic pain 愛知医科大学の痛み学講座の慢性痛と慢性痛症 いずれも痛みそのものが病気という考え方である。実は急性痛もそうなんだろう。そうでないと急性痛から連続的に慢性痛に移行するわけで、その境目ははっきりしたものではない。一夜明けたら慢性痛になっていたというものではない。 急性痛の場合は2本立てと考えたらいいと思う。「痛み」と「構造」 たとえば、外傷のとき、「痛み」と「構造上のトラブル」が同時に発生するのだが、時間の経過とともに、「構造上のトラブル」の治癒、治癒しないにかかわらず、「痛み」は治ったり、続いたりする。 EUROPEAN GUIDELINES FOR THE MANAGEMENT OF CHRONIC NON-SPECIFIC LOW BACK PAIN (ヨーロッパ慢性非特異的腰痛ガイドライン)では ・Specific spinal pathology(特殊な脊椎の病理=悪性腫瘍、感染、骨折) ・Nerve root pain/radicular pain(神経根性疼痛) ・Non-specific low back pain(非特異的腰痛) というように分類して、慢性の非特異的腰痛のガイドラインという立場をとっている。「神経根性疼痛」という概念をとっているのは他の一般的な慢性疼痛の概念と違っている。
by junk_2004jp
| 2007-02-22 18:11
| 慢性痛
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