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心療整形外科

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2007年 05月 01日

こんなんでえーのか!

はじめまして。○○在住のまもなく5*才になる男性です。 一週間ほど前の、出張先で首が突然まわらなくなり、這うような思いで帰宅し、早速に近くのやや大きな総合病院にいきました。首が痛くて脂汗のまま、まる二日間は夜も寝ることができないほどでした。整形外科と脳神経外科との診断名は《頸椎椎間板ヘルニア》。

そういえば、10年ほど前にも同じ症状がでたことがあり、総合病院で緊急手術を促されましたが、手術しても2年間は絶対安静で社会復帰は無理と、宣言され逆に恐くなって手術を見送りました。

この時も何故か数日で痛みはウソのように消えてしまいました。それ以来この病名を忘れかけていたところでの再発でした。MRIやX線の撮影によると頸椎の5、6番が《スリ減って?》脊椎の中の何かが飛び出して(=ヘルニア?)その部分が神経を圧迫した痛みであり、同時にそのために脊椎の中の髄液がなくなりかけて、今後は些細なショックでも首から下が動かなくなる恐れがある!!!とのこと。

目の前が真っ暗になりました。運動好きでウェイトトレーニングなどをしておりますが、もう運動どころか日常生活もデスクワークにも支障が出る…ということで痛み止めをもらって服用しているうちにほどなく痛みは消えました。しかし医師に対する疑問と不信が残りました。神経を触って痛い…のなら、ここ10年近くは記憶に残る《痛み》がなかったのは何故か?1週間分ほどの痛み止めの薬3日分で痛みが消えたのは何故か?このまま10年くらいもつのか?それとも医師が言うように近い将来とんでもない《恐怖の日》が突然くるのか?

こんなことを考えると落ち着いて寝ることもできず、ここ2~3日はもっぱインターネットで情報収集の日々。そしてこの病気の権威といわれるN先生に問い合わせましたら2年半先だったら…というご返事で、また名古屋のNクリニックは高額の治療代のご心配をされるし、病院と医師への不信感はつのるばかりでした。

肝心の病院では現行のレーザー治療は神経切断の危険があるというし、途方にくれているところで先生のお名前を拝見し、そのお考えにはじめて《目からウロコ》の思いがしました。本当に納得できる理論に希望の光を見いだした感です。

ところでMRIでは神経寸断直前の《現状》ですが、現在は痛みも痺れもほとんどないままに、やはりなんらかの…先々の《恐怖の日》を想定して、手術をすべきか、何らかの兆候がでてからでは医師がとうように手遅れなのか…悩むところなのです。というよりこのての手術に不安があってふみきれないのです。確かに神経が切れてしまってからでは遅いでしょうが、リスクの多いと思われる切開手術のほうも恐いし…。

そこで加茂先生におたずねします。《再発もしくは神経寸断?》という先々を見こして何らかの処置や手術を講じたほうが良いのですか、するとするならどのような…例えば、レーザー手術のような、あるいはそれに近い、身体にリスクの少ない現行の幾つかの施術を施したほうが良いのでしょうか、そしてそれらを行う時期の目安などについて教えて頂きたいと思います。数日程度の入院ですむほどの手術なら、今すぐにでも受けておきたい気持ちです。ご多忙の先生にお手を煩わせますが、お手すきのおりにアドバイスをお願いいたします。


掲示板の投稿からです。こんなケースが多いですね。痛みを訴えて受診して、痛みの説明でなく将来の麻痺の可能性の示唆。あまりにも間抜けな対応に唖然とします。

たまたま見つかった無症候性のヘルニアですよ。頚の急激な痛みはストレスと多いに関係があるものです。受け入れがたいことの表れのように思えます。

多くの場合、1週間程度でよくなるものです。

ぎっくり腰、ぎっくり頚のたびにMRIを撮って麻痺するかもしれない・・・なんていっている国は他にあるのかな?(腰なら馬尾症候群、頚なら脊髄麻痺)

症状がなくても検診でヘルニアがみつかると手術を勧められる、言い方を変えると、症状がなくても検診をしてヘルニアを調べた方がよいということになるのか???

by junk_2004jp | 2007-05-01 19:09 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾


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