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心療整形外科

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2003年 11月 13日

治療と儀式

昔は椎間板とかヘルニアとか軟骨変性とか骨盤の歪みとか神経とかいう概念はなかったから、案外簡単にこのような痛みは治っていたのかもしれない。卑弥呼の時代はシャーマンのお祓いで!今も未開の地ではどうなんだろう?日本人よりもアマゾンの奥地に住む人のほうが筋骨格系の痛みは少ないかもしれない。レントゲンもMRIもないから。レントゲン、MRI、関節鏡、硬膜外鏡といろいろ開発されてきたが、痛みの原因は見えない。それらは、癌や骨折、感染症に大きく貢献したが・・・。痛みの画像診断は除外診断の意味しかない。ところが、画像所見が痛みの原因だと思い込んでしまう。「痛みの原因はこれだったんだ!!」と思い込む。なにかを「悪者」にまつりあげてそれを退治することによって痛みが治るというストーリーが受け入れやすい。その「悪者」がヘルニアであったり、空想の仙腸関節の歪みであったり、筋力の低下であったりするわけだ。「狐にとりつかれた」ということでで陰陽師で治る人もいることだろう。痛みとはそういうものなのだ。ヘルニアは医者が作った「悪者」だ。なにかもっともらしいし取るのに手ごろときている。その「悪者」を退治するが、真犯人ではないから良くなるとはかぎらない。治ることもあるのは「悪者」を退治したという儀式で、納得して脳が沈静化するからだろう。「痛み」はhtmlの問題なんだ。つまりソフトの問題でハードの問題ではないんだ。福○法○は「頭をとれ!」といってたね。あながち間違えではないんだが、問題のhtmlのところだけをデリートできればよかったのだが・・・。正常なところまでデリートして新しい情報を入力してしまう。オ○○の青○っていう弁護士もたしか坐骨神経痛が原因で入信したんだったかな。オ○○には医者が何人かいたね。入信するきっかけはわからない分けでもない。いくらなんでも脳のhtmlをそっくり入れ替えちゃだめだよね。パソコンならすぐに問題の箇所だけをデリートできるが人間はそうはいかない。複雑なJavaScriptmもある。

by junk_2004jp | 2003-11-13 21:46 | うつ・不安・ストレス


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