2007年 08月 10日
柔道整復師のAさんが患者Bさんを同行して来院されました。 Bさんは2~3年前より、右の股関節痛で軽度の跛行があります。圧痛点は右そけい部と右下腹部、触診で、かなり硬くなった筋肉が分かります。 その部位にトリガーポイントブロックをすると、痛みは消えました。 ![]() レントゲンでは、骨頭壊死というより、骨頭のサイズが大きくて軟骨障害を起こしているように見えます。(変形性股関節症) 大腿骨骨頭壊死は、アルコール、ステロイド、特発性、外傷などがあり、骨頭の栄養血管がだめになり、骨頭が壊死を来す疾患です。美空ひばりがそうだったかな。難病指定疾患です。 Bさんの場合、どうなのでしょうか?私には断定するだけの自信はありません。典型的な骨頭壊死症のレントゲンではありません。レントゲンの提示は同意を得てあります。 股関節の構造的不具合のため、腸骨筋の筋筋膜性疼痛が生じやすいのかもしれません。 痛みは筋筋膜性疼痛なのです。 このようなブロックで、痛みの発生部位が確認できたのですから、腸腰筋のマッサージやストレッチを行うことで、かなり痛みの少ない生活を送れるのではないでしょうか。
by junk_2004jp
| 2007-08-10 07:45
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