2007年 08月 20日
Aさんは右踵の痛みでスポーツがしにくくなりました(矢印)。 病院を受診して、レントゲンをとり、「軟骨が出ているのでそれが原因で痛いのだ」という説明を受けました。 左右を合わせてレントゲンを撮りました。両側のアキレス腱付着部、それに両側の足底腱膜の付着部にも骨棘がみられます。 骨棘とは、腱付着部の微小損傷の修復なのです。りっぱに骨によって修復されたのです。それが原因で痛いという説明はまずいです。ほかの骨棘のところには痛みがありません。 そこに注射をすることで痛みは取れました。 骨棘は悪者ではなくて、人体の自然の修復なのです。痛みの原因ではなくて、結果というほうがより正解ではないかと思います。 写真のように、やたらと骨棘ができるタイプの人がいますが、これはしわや白髪などのような個人差だろうと思います。
by junk_2004jp
| 2007-08-20 20:25
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