2008年 03月 27日
足裏の圧痛点もふくらはぎの圧痛点も首筋の圧痛点も理屈は同じだよ。 圧痛点のできる場所によって、言い方をかえてるんだ。 緊張型頭痛、肋間神経痛、腱鞘炎、足底筋膜炎、坐骨神経痛、ヘルニア、脊柱管狭窄症、変形性膝関節症、五十肩・・・・ 圧痛点はどのような変化がおきているんだろうか。なぜ圧痛点ができたのだろうか。 その圧痛点に局所麻酔を打ったらどうなるのか興味はないのかな?私なんかとても興味があった。 局所麻酔を打つと、すぐに治ってしまうことはよくあることなのだがその理由はなんでなんだろう。 なかなか治らないこともあるがその理由はなになのか。 私はMPSを知ったのは、自分のやってることの正当性を検証していくうちに出会ったことだ。 先日、脊柱管狭窄症と診断された方が紹介状をもって受診された。私の目からは単に前脛骨筋のMPSにしか見えないのだが。 患者さんは前医によって十分に洗脳されているのだが、説得して(だいぶ時間がかかりました)TpBをしたらすぐに効果がでた。 「背骨が曲がっていて、神経を圧迫しているので一生、薬を飲まなきゃいけないとおもっていました。お薬だけなら近い所でもらったほうが便利だと思って紹介してもらいました。」 患者さんは以前に当院で五十肩の治療をしたことがあるとのこと。その時も注射したらすぐに治ったそうだ。 「それとこれとは同じことなんですよ。肩の筋肉でおきたら五十肩、下肢の筋肉で起きたら脊柱管狭窄症と言ってるだけなんです。実態は同じ事で治療法も同じなんです。」 「娘が大きな所でしっかり診てもらったほうがいいというものですから。」 「そうですね、万が一の病気はないわけではありませんから、でも99.9%は筋肉に原因があるんですよ。」 この問題を解決するにはなんといっても医師にMPSという「一般的病態」に興味をもっていただき、つねに自分が想定する疾患と鑑別する目を養ってもらうことだ。
by junk_2004jp
| 2008-03-27 08:00
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