人気ブログランキング | 話題のタグを見る

心療整形外科

junk2004.exblog.jp
ブログトップ
2008年 05月 27日

線維筋痛症の重症度分類試案(厚生労働省特別研究班)

筋筋膜性疼痛症候群は線維筋痛症の子供?

線維筋痛症の重症度分類試案(厚生労働省特別研究班)_b0052170_22435666.jpg


線維筋痛症は症候群にしたほうがよいという意見がある。つまり「線維筋痛症候群FMS」だ。

広範囲の筋痛、睡眠障害、慢性疲労、抑うつ、不安、焦燥、乾燥症状、頻尿、過敏性腸炎、顎関節症、月経困難症などの症状を有する症候群。

ステージⅠ~Ⅴまでの分類試案が示されているが、次第に悪化するというものではないようだ。

診断基準を満たしている人はかなり多いように思う。

私の妻もよく肩こりを訴えているが診断基準を満たしているのではないだろうか。ただし、上に挙げた症状はそれほど多くはないのでFMSというにはちょと躊躇する。

診断基準の18ヶ所の圧痛点のうち11ヶ所があればいいわけだが、かなりの人がこれをクリアすることだろう。実際に症状を自覚していなくてもよいわけだ。そのときは休火山のようなものなんだろうか。

診断基準を満たし、上記の症状群のいくつかが該当すればFMSとしてよいのだろう。ステージⅠはかなり多くいることだろう。この状態を線維筋痛症というべきなのか、仮面うつというべきなのか?どちらでもよいのだが、筋痛が主役のときはFMSのほうが理解されやすいだろう。

FMSというと難病、激痛、不治というイメージをもつ人もいるだろうが、軽度のものはとても多く、今までは自律神経失調症とか仮面うつとかいってきたのだろう。

あるいは整形外科では、椎間板ヘルニアとか、脊柱管狭窄症とか、頚肩腕症候群とか、腱鞘炎とかいってきたのだろう。

by junk_2004jp | 2008-05-27 22:44 | 線維筋痛症


<< 全国的医師の勘違い      心因性の痛み >>