2008年 10月 06日
![]() 構造の勉強から医師の道をスタートした人(整形外科医)にとって、「85%の腰痛はよく分からない」が本音のところだ。 分かっている15%はいったいどういうものなのだろうか。 そもそも構造と痛みの間に関係がないのだから。そのことに気づくのはなかなか難しい。過去の知識を否定しなければならないからだ。 痛みのメカニズムから研究を始めた人(痛みの生理学者)にとって、「痛みはますます分かってきた。」ということだ。 私たちは誰から痛みを学ぶべきかはもうお分かりだろう。痛みを知っている人から学ばなくてはならない。それでこの本を是非お薦めする。 神経が押さえられて痛みが生じるなんて書いてない。 神経線維は通常、その末端にある受容器からの信号を伝えるものであって、その途中が興奮を起こしたりすることはありません。 筋肉が痛みに大きく影響する 第二回線維筋痛症研究会の抄録集 「区別すべきは時間経過ではなく、メカニズムである」 痛みのメカニズムを知ってそれに沿って治療する必要があるのだ。分からないと言っている場合ではない。
by junk_2004jp
| 2008-10-06 13:50
| 痛みの生理学
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