心療整形外科

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2008年 01月 29日 ( 1 )


2008年 01月 29日

自分の考えを確認したくて閲覧しているのかもしれない・・・。

何故ウェブには既に知っていることしかないのか 
Why the Web tells us what we already know

http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20080125#p2

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2008-01/uons-wtw012408.php

インターネットは指先で有り余る情報を得られるにも関わらず、知識の泉ではない。オーストラリアのニューサウスウェールズ大学の研究者らは、インターネットではたくさんの有用な情報が探せるが、人々は自分の先入観に合った情報に、 より注目することを発見した。

正しい情報を読んでも、人は自分の見解を変えようとしない。このことは人々に正しい情報を提示するだけでは十分でないことを示す。

この研究では人々が健康上の質問に答えを見つけるために、どのようにインターネットのサーチエンジンを使うかを調べた。Journal of the American Medical Informatics Associationに発表された。


うーーん、これはなかなか面白い研究ですね。たしかにそうなんだ。自分の考えを確認したくて閲覧しているのかもしれない・・・。

私が発信している情報は、「整形外科で診ている筋骨格系の痛みのほとんどは、筋痛症だ」ということです。椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症による坐骨神経痛(Nerve root pain)という概念の否定です。

どの人も自分の仮説が正しいと思っているわけです。

私の考えに賛同してくれる治療家の方々も従来の考え方が正しいと思っていたことでしょう。私もそう思っていました。

患者さんもいろいろ体験して、たどり着いた方が多いと思います。

だから、今更、ヘルニアが原因だというサイトを閲覧する気にはなりません。それと同じく、ヘルニアが原因だと思い込んでいる人は、ここはスルーしてしまうのでしょう。

従来の一般的な考え方と比べて

    副作用がほとんどない。
    経済的に安い。
    たぶん治療効果はよい。
    治療が怖くない。

他の掲示板を見ると、早く気がついたらいいのにと思うことばかりです。医者も患者さんも一度思い込むとその世界から抜け出ることができないものなのでしょう。

裏切られても裏切られても、お慕い続ける人がいる。その心理状態とはいったいどういうものなのだろう。医師、専門医、大学病院、大病院というブランドを信じているのだろうか。
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by junk_2004jp | 2008-01-29 02:23 | Comments(2)