心療整形外科

junk2004.exblog.jp
ブログトップ

2018年 04月 24日 ( 1 )


2018年 04月 24日

頚部脊髄症(クビでの脊髄圧迫による脊髄麻痺)

先日、同じ日に頚部脊髄症の診断で手術を受けた人を2人診た。

症例1(頚部脊髄症+MPS)

1ヶ月前に頚部脊髄症の手術(除圧)

右足が痺れていて、爪先立ちができない。

病的反射あり(腱反射亢進、バビンスキ反射、トレムナー反射、フスクローヌス)=脊髄が原因の痙性マヒ

右下腿外側に圧痛点があったので、その部位に局所麻酔を1mlほど注射した。すぐに上記訴えが改善した。

病的反射があることから脊髄症(軽度の脊髄マヒ)はあるが、それに足指の伸筋の筋筋膜性疼痛症候群が合併していた。



症例2(前腕の筋筋膜性疼痛症候群)

5年前、頚部脊髄症の診断でクビの手術を受けたが両手のしびれが改善することなくかえって強くなった。

病的反射なし。

前腕の伸筋群に圧痛点が多数あり。

圧痛点に局所麻酔を少量ずつ注射をした。

手を振ったり、指をうごかしたりすることを指示した。

次日、しびれは改善したとのこと。

しびれはジンジンした感覚のことで筋緊張によるうっ血が関係しているのではないかと思う。

5年も前のことで、断定はできないが、単にMPSだったのではないかと思う。

脊髄症は病的反射を確認すること。

しびれ(ジンジンした感覚)、は圧痛点を探すこと。

神経マヒは知覚脱失、知覚鈍磨で知覚がない、にぶいということ。

腕相撲、鉄棒ぶら下がり、重いものを持つ、綱引き、正座、血圧計などでジンジンしたシビレを感じたことがあるだろう。いずれも短時間で回復するが。

このとき知覚も少し鈍くなっているものだ。

「しびれ」という日本語はマヒを意味することもある。たとえば、「局所麻酔を打つとシビレて感覚がない」。

多くの場合、シビレはジンジンした感覚で四肢の末端に起こり、ストレス、筋緊張と関係がある。

手根管症候群も手術が必要ないことが多い。

肘部管症候群は尺骨神経マヒをきたし手術が必要なことが多い。





[PR]

by junk_2004jp | 2018-04-24 03:18 | MPS | Comments(0)