心療整形外科

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2018年 09月 17日 ( 1 )


2018年 09月 17日

痛みのエビデンス?

痛みの定義 1986年 国際疼痛学会

An unpleasant sensory and emotional experience associated with actual or potential tissue damage, or described in terms of such damage.

不快な感覚性・情動性の体験であり、それには組織損傷を伴うものと、そのような損傷があるように表現されるものがある。


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他人が体験したことに対しての治療のエビデンス(科学的根拠)とは。

聞き取り調査しかない。

聞き取り調査は時代、地域により、病態の説明の仕方、質問の仕方、期待度により結果は違ってくる。

トリガーポイント注射、鍼、指圧、マッサージなどは手技で経験、職人的、アートの要素がある。

私がしても浪越徳次郎先生がしてもその行為を「指圧」という。

指圧は効くとか効かないとか、同じ土俵で論ずべきことではない。

一方、静脈注射、硬膜外ブロック、星状神経ブロック、神経根ブロックはアートの要素は少ない。

痛みのエビデンスはその時代、その地方でそのやり方が人気があったということだ。

「簡単、再現性、非侵襲性、安い、副作用なし」そういう方法を見つければよい。

evidence based medicine:ある人はその方法で脳の痛覚過敏が解消したという事実がある。聞き取り調査。

mechanism based medicine : 医師としてはこうならざるを得ない。

明日も仕事をしなければならないのか、ゆっくり休養できるのか。

痛くて睡眠が十分とれないのか。

どのように思い込んでいるのか。どのように診断されたのか。

ストレスはどうなのか。

通院はどうなのか。

薬を必要としているのか。

など、個人的な問題が大きく、治療の選択が幅広いだけに若い医師には難しいことだろう。


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by junk_2004jp | 2018-09-17 01:12 | Comments(0)