心療整形外科

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2018年 11月 16日

AC(アダルトチルドレン)

Aさんは当院受診したことがあり、時々、いろんな部位に痛みが生じてメールで相談してきます。

今朝から右の耳したから肩のはじまでが痛くて、うでをあげた方が痛みがなくて、おろしてると、思いっきりひきつるように痛いのです。整形外科にいったら、頸椎症といわれました。頸椎の何番目かだか狭くなっていて、神経が圧迫されて痛いんだと言われました。どうしたらよいのかわからなくて。

頚椎の異常ではありません。筋肉の緊張です。心配いりませんよ。

加茂先生、ありがとうございます。でも、ここ最近、筋トレしているわけでもないのに、腰やら首やら腕やら胸やら、全身、痛くなってばかりで、自分の身体に恐怖心がわいてしまいます。こういうときでも、普通に動いていいのでしょうか。軽い運動しても、大丈夫なのでしょうか?鍛えたくても、あちこち痛くなるから、運動しようとしても、怖くてできないです。筋肉の緊張で、こんなにも痛くなるのでしょうか?なんだか、毎日次々と、痛みが、転々としてます。今日は、腰の痛みと首から頭。こういうときでも、マッサージ屋でマッサージとかしてもらっても良いのでしょうか?

ストレスが原因でしょう。マッサージいいと思います。

自分でも、何に対してストレスを感じているのか、わからないのです。いつも、助けてくださって、ありがとうございます。私にとっては、痛みがストレスになっているのですが。

痛覚系が過敏なのです。たとえば小児期に辛い体験をしたとか(アダルトチルドレン、不安障害)。

アダルトチルドレンだと思います。それだから、かもしれないけど高校のときと、五年前に、拒食症になりました。去年の始め辺りから、体重がどんどん戻り、今は普通の状態になってます。食べられますし。ただ、以前はこんな感じではなかったのに、常に不安神経です。なぜだろうって、こんな弱い私ではなかったのに、と、自分が嫌になります。色々本とか読んで、歪んだ考え方を治そうとはしてるのですが、なかなか。。最近自分で気づきましたが、仕事とかでは、明るく元気なイメージをもたれてますが、家に帰ると、ぐったりです。これって、良い人ぶっているからなんだなと。そして、いちいち、その日にあった嫌なことや、いわれたことを思いだし、鬱々してしまいます。一生自分のことわかってくれる人いないんだろうな、と思うし、嫌な部分を人に見せてはいけない、甘えてはいけない、迷惑かけないと言われてきたから、他人とどこまで接してよいのかも今だわからず、息詰まります。だから、結婚もできないのかなと。

整形外科医の診断はお粗末です。神経の圧迫で痛みやしびれが起きることはありません。

筋肉のスパズムが痛みやしびれの原因です。筋肉の緊張です。その原因は・・・

心理的な緊張から解き放たれたときなんかも要注意。

良い人ぶる(明るく元気なイメージ)、帰ってくるとドーッと疲れが出る。

小児期の厳しいしつけが遠因か。

心療内科を受診してみる。医師との相性は?

カウンセリングがいいかもしれない。カウンセラーとの相性は?。

あるいは、アダルトチルドレンの自助会に参加するのもいいかも。

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# by junk_2004jp | 2018-11-16 01:23 | うつ・不安・ストレス | Comments(3)
2018年 11月 05日

発達障害と慢性痛


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私の患者さんの中にもかなりいるように思う。

発達障害が必ず痛みを持つといっているのではない。

学校の先生をしていた高齢の女性、ほぼ全身に痛みがあるのだが、特に介護が必要なわけではない。

勉強でも運動でもやりだしたら止まらなかったということだ。だから大学でも優秀だったそうな。今は痛みがその対象になっているみたいだ。私はアスペルガーっぽい印象をもっている。

精神科と当院を掛け持ちで通院している人もいるが、当院だけの人もいる。

時間を構わず電話をかけてくる頚痛の女性、私はアスペルガーだと思っていて、本人に伝えたが本人は納得していなかった。先日、病院で「発達障害」と診断されたといっていた。

ヘルニアの手術をしたがよくならない人もいる。

発達障害はいろいろなパターンがあって、専門家でないと診断は難しいのだろう。

病気ではなく障害でその程度は様々で学校や病院の先生のなかにもアスペルガーはいるだろう。

身体科の医師の診断では中枢性の痛覚過敏あるいは筋肉のこわばり。

ドクター・ガラパゴスに捕まって、手術を繰り返すような人生にならないよう、薬でフラフラにならないように、また、簡単安価な医療で支えてやりたいものだ。

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# by junk_2004jp | 2018-11-05 13:48 | 慢性痛 | Comments(2)
2018年 11月 02日

コンプライアンスとアドヒアランス

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慢性痛は痛みそのものが治療の対象です。

最近、おとなの発達障害が数パーセントいると言われています。アダルトチルドレンも広い意味ではそうかもしれません。

発達障害と慢性痛は避けて通れません。痛覚が過敏なんです。発達障害の全てがと言っているのではありません。

ちょっと違うことが生きにくい、不安、ということでしょうか。

手術を是非とも避けたいものです。手術(腰や首、膝)をしても良くなることはなく、悪化することが多いのでは。

利き酒ならぬ、「利き薬」制度があって、「どの薬をどの程度、どの機会に飲むのがちょうどよいか。

血圧や糖尿の薬は医師の指導したように飲む(コンプライアンス)のに対して、慢性痛の薬はアドヒアランス的なのです。

たとえば、ゴルフに行く前の日と朝にだけ飲む、旅行に行く時だけ飲む、といった具合です。

痛み止めはなるべく飲まないという人を説得するほどではないですが、人生をよりハッピーに過ごす選択肢を制限しなくてもよいと思います。

医療費負担もタイヘンですし。



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# by junk_2004jp | 2018-11-02 19:13 | Comments(0)
2018年 11月 01日

ヘルニアが痛みの原因になることは絶対にありません。

日本の整形外科医、脊椎脊髄外科医は宗教のように信じて止まない「神経根性疼痛」。

椎間板ヘルニアや脊椎狭窄症が神経根を圧迫するために、その神経支配領域に痛みやしびれが生じるというもの。

科学的根拠はない。というかそんなバカな話はない。

昨日のブログで書いたように、お粗末極まりない理論。

こんなこと言ってるから日本の痛み医療は20年遅れていると言われるのだ。

これがバレてしまうと患者さんは大助かりだし、医療費も大助かりになる。

今日はちょうど良い症例があったので紹介する。

Aさん(40歳代、女性)数日前より、たいした誘引と思われる出来事がなく、右下肢の激痛が始まる。特に下腿のしびれが強い。

B整形外科医院に入院、MRIで椎間板ヘルニアと診断される。

座っておれない、立つことができない。寝たきり。トイレに行けないのでバルーンカテーテルを挿入している。

硬膜外ブロック、ソセゴン注などの処置を受けたがよくならない。

親戚の人が当院に転医を進める。この方は当院で治療を受けたことがあるとのこと。

B院長は手術が必要だから県立中央病院か済生会病院に転医したほうが良いと説得した。

私のところにB院長からそのような電話があった。「そういうことで救急車で行くがいいか」

私はもちろん「私の方法で治療しますのでいいですよ。」

救急車で担送されてきた。

レントゲンもMRIも見る必要はない。

どこが痛いのか、どこがしびれるのか聞くと、下腿が痺れて痛いとのこと。

下腿の圧痛点、お尻、腰などの圧痛点に30G針で局麻を注射。

すぐに座れる、立てる、少し歩ける(怖い)。当然、尿カテーテルは抜去した。

当院到着10分後には笑顔で座っている。

激痛ほど心理・社会的要素が強いものだ。

ヘルニアがこのような痛みやしびれを起こしているのでは絶対にない。筋肉の強いスパズム(攣縮)だ。

ヘルニアの手術をしても治る可能性はある。それはヘルニアを取ったからではなく、全身麻酔、筋弛緩剤、などのせいか、安心のせいかもしれない。

しかし、また、このような痛みに襲われることがあると、また検査して手術を繰り返す。

そのうち人生の大半を痛い痛いで過ごさなければならなくなるかもしれない。




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# by junk_2004jp | 2018-11-01 20:34 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)
2018年 10月 31日

脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアが痛みやしびれの原因になることは決してありません。

脊柱管狭窄症
診断サポートツールマニュアル
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脊柱管狭窄症の診断基準はありません。

痛みやしびれの病因を脊柱管狭窄にする理論があまりにも幼稚なので、診断基準はできるはずがありません。

間欠跛行とは休むと回復するということで、筋性の特徴です。あたりまえのことが抜けています。

神経性で間欠性とは疑問に思います。神経が原因の病気で休むと回復するということはないのでは?

動脈硬化で血流障害があると、筋肉に酸素や栄養を送ることが困難になるので、筋性間欠跛行の一つの悪材料。

筋肉の老化(筋質、筋量)、動脈硬化、静脈弁不全(うっ血)などが筋性跛行の悪材料ではないだろうか。

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現代の痛みの生理学のイロハを知っていれば、このような記載はできないだろう。

神経線維が圧迫を受ける場所がわずかに違うだけで、痛みがおきたりマヒが起きたりって不思議に思わないのか。

馬尾型で膀胱直腸障害が起きるとされているが、私は見た事がない。

泌尿器科医の見解はどうなんだろう。

MRIで脊柱管狭窄があっても無症状のことがあるのはよくしられています。

生理学者は「神経線維の途中から痛みが起きることはない」といっている。針を刺すなど特殊な場合以外は。

一方、筋筋膜性疼痛症候群の診断基準は存在し、広く世界で認められている。

脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアが原因だとされている痛みは実は筋筋膜性疼痛症候群なのだ。そう考えたほうが全てに辻褄があう。

近年の慢性痛は痛みの認知システムそのものの過敏化であって、何かを治したら痛みも治るというものではない。このことも狭窄症やヘルニアが原因でない証拠である。

こんな理論とも言えないことで手術をされたんじゃたまったものではない。


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# by junk_2004jp | 2018-10-31 18:20 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)
2018年 10月 29日

医師よ恥を知れ!!

頑張ってきた人生の最終章に辛い痛みの日々が待っていようとは!

脊柱管狭窄症と言われている痛みは、癖になった筋肉のコリが原因で脊柱管狭窄とはなんの関係もありません。

今日も、いらっしゃいました。昨日、温泉で聞いて来院されました。

毎度の脊椎手術数を誇る病院で脊柱管狭窄症ということで2度手術をされましたが、体の多くに強い痛みがありました。

腸腰筋、最長筋、腰腸肋筋に強い圧痛がありました。

トリガーポイントブロックですぐに効果がでました。

癖になった筋肉のコリですからどんな治療でもよくなることでしょう。

温泉もいい、鍼、お灸、指圧、マッサージ。薬も効果があることがあります。

意味のない手術は最悪です。

そもそも、神経根が圧迫を受けると神経根を栄養している動脈が圧迫されて、痛覚が過敏になるなんて生理学は存在しないのです。

中高年の健常者でも6〜7割の人に狭窄がみられると言われています。全く病的な意味のない老化なのです。

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# by junk_2004jp | 2018-10-29 20:29 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(3)
2018年 10月 26日

腰を4回手術

専門医とはある病気(たとえば腰痛などの筋骨格系の病気)については、熟知していて、経験も豊富ですよと世間に公表していることです。

その専門医が痛みの生理学を知らないと思いますか?

知らないんですよ。だから手術をしているのです。

藁をも掴む思いで患者さんは受診して大きな期待をもって手術するのでしょう。

従業員(看護師、理学療法士)はもう気づいていると思いますが、だれも医師に忠告できませんね。

医師は自信満々なのでしょう。

Aさん(70歳代、女性)は脊椎手術の件数を誇るB病院で脊柱管狭窄症などで4回手術を受けましたがよくなりませんでした。

私はB病院で手術を受けた人をいっぱい診ています。

腸腰筋、脊椎起立筋、大腿部、下腿部にできた圧痛点、数カ所にトリガーポイント注射をして動いてもらいました。

Aさんはすぐに軽くなったと笑顔でお答えになりました。

慢性化した筋筋膜性疼痛症候群なのです。つまり中枢性の痛覚過敏症です。それしかありえません。

A「今度はいつ来たらいいのですか?」

私「個人差がありますのでなんとも言えませんが遠方(山を超えた所)ですので1週間〜2週間したらきてください。」
 「薬が必要かどうかも経過をみて判断しましょう。」
 「どのようにして来られましたか?」

A「夫に車でつれて来てもらいました。」

私「なぜここに来ることになったのですか?」

A「B病院に入院している時にお友達になった方から、電話で聞いたのです。その方も手術をしたが良くならなかったのですが、こちらでとても良くなったから行ってみなさいと。」

私「そうですか、そういう方、とても多いですね。」
 「きっとよくなると思います。なるべく歩いたりして動くようにしてください。」

脊柱管狭窄や椎間板ヘルニアが腰や下肢の痛みやしびれの原因になることは決してありません。

神経を圧迫すると痛みやしびれが生じるという生理学は存在しないのです。


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# by junk_2004jp | 2018-10-26 19:00 | 慢性痛 | Comments(7)
2018年 10月 25日

プラシーボこそ神からの贈り物

痛みに対してプラシーボ効果があるからこそ人類は今まで生きながらえたのだろう。

手技療法家にしても医師にしても神の手と言われる人はプラシーボの上手な使い手なのだ。

絶大な力を持っているプラシーボを上手に使わない手はない。

その逆のノーシボも絶大な力を持っていると思う。

慢性痛に関して、専門医が画像を示しながら科学的な根拠がない悪い将来を予測する行為はまさにノーシボだ。

ノーシボを与えておいてそれを手術によって解決して見せる。

そりゃあ良くなる人もいる。しかし長続きしないことが多い。

昨日のNHKガッテンの認知症の介護の仕方「ユマニチュード」を見ていて慢性痛の治療に通じるものがあると思った。

慢性痛も認知の異常なんだから当然なんだろう。(慢性痛=痛み認知症)

医師は一度にたくさんの患者さんを診ている。それも画像を見ながらパソコンを打っているので患者さんと目を合わせたり触診したりすることはほとんどない。

これでは不安は解消するはずがない。

そうしないと営業が成り立たないのだ。設備投資、人件費。

看護師や理学療法士が医師の足りない分を補ってほしいものだ。

一人の新患に30分程度かけて診断治療する環境があればよい。

もちろん画像診断もするが、特に問題がないことを告げればいい。



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# by junk_2004jp | 2018-10-25 03:34 | 痛みの生理学 | Comments(0)
2018年 10月 24日

週刊現代「してはいけない手術 しないほうがよかった手術」

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2018/11/3

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そもそも腰痛は、手術をしたところであまり効果が期待できないと語るのは加茂整形外科医院院長の加茂淳氏だ。

「『神経が圧迫を受けているために痛みやしびれが生じる』という考え方自体が間違っています。

現代医学では、そのような慢性の痛みは、中枢性の痛覚過敏症だと言われています」痛覚過敏症はたとえるなら、火災報知器の故障のようなもの。やたらと火災報知器が過敏になってしまって、タバコに火を点けただけで火災報知器が鳴ってしまう。

痛覚がそのような状態になったときに、慢性痛が起こるのだ。「ところが、痛みがあって、整形外科に行くと、レントゲンやMRIを撮られてしまいます。

60代、70代の高齢者のMRIを撮れば、痛みがなく、健康な人でも、60〜70%は脊柱菅が狭くなっていますし、同程度の人がヘルニアだと言われています。

それで無駄な手術を受けさせられて、症状が悪化してしまうのです。(加茂氏)

さらに恐ろしいのは予後がよくないために手術を重ねることだ。

「2回手術をやった人は全身に激しい痛みが生じる線維筋痛症の症状が出ることがあります。手術をすればするほど痛覚が過敏になり、痛みの範囲が広がっていくことがあるのです。

火事でたとえるならば、最初は一部屋だけのボヤだったのが、火が全体に広がって大火事になってしまうイメージです。」(加茂氏)


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# by junk_2004jp | 2018-10-24 02:43 | Comments(0)
2018年 10月 23日

ザ・腰部脊柱管狭窄症の謎


これらは多くの脊椎外科医の考え方です。

私の考え方と違います。私は筋筋膜性疼痛症候群(腰、臀部、下肢)だと思っています。

考えてみましょう。

ビデオの考え方だと

⚫️「痛みの悪循環」を説明できません。
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⚫️「慢性痛」を説明できません。
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⚫️「神経障害性疼痛」を「神経が圧迫を受けて障害されている」と誤解している可能性があります。

⚫️「痛みは広がっていくことがある」をうまく説明できません。

⚫️脊柱管狭窄があっても症状のない人がたくさんいることをうまく説明できません。

⚫️「神経へ行っている血流の障害が痛覚を過敏にする」ということを生理学で説明できません。

⚫️慢性痛は生物・心理・社会的疼痛症候群だということだが、これをうまく説明できません。

⚫️圧痛点(痛覚が過敏になった点)の存在を説明できません。

⚫️手術をしてもよくならない、あるいはすぐに再発する人はかなり多いものと思われます。当院に受診する患者さんがかなり多い。

⚫️手術ですぐによくなることがあるのは、プラセボ効果、全身麻酔効果なのかもしれません。私の治療でもすぐによくなる人がいます。結局、痛みは脳の認知・反応なのですから、どんな治療を受けてもよくなる可能性があります。AKAでも。温泉、お灸、マッサージ、指圧、鍼など。昭和以前はそうしていたんでしょう。しかし、一旦画像を見せつけられ医師によりしっかりレッテルを貼られる(診断される)と治りにくくなるものです。

⚫️脊柱管狭窄症で身体障害者になった人を見たことがありません。大学病院で手術をした結果、車椅子状態になった人を2人治療に成功した経験があります。

⚫️オーストラリアのマルチメディア・キャンペーン「腰痛に屈するな」


スコットランドのマルチメディア・キャンペーン「腰痛の考え方を変えてその影響を軽減」



⚫️「神経線維は通常、その末端にある受容器からの信号を伝えるものであって、その途中が興奮を起こしたりするようなことはありません。」(熊澤孝朗著 痛みを知る)



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この説明はおかしい。神経根ブロックが効いたということは、そこが痛みの現場だったということではない。末梢からの痛みの電気信号がその神経根を通過したということです。効かなかったのはその狭窄しているところの神経根を通過しなかったということです。私は「あみだくじブロック」と思っている。硬膜外ブロックは「カスミ網ブロック」です。トリガーポイントブロックは「シラミつぶしブロック」でしょうか。
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この説明もおかしい。圧迫する部位がちょっと違うだけで、痛みがおきたり、マヒがおきたり。

上肢で考えてみましょう。

痛みのない人と、テニス肘や五十肩を患っている人が同じ重さのカバンを持ったとしたら、どちらが先にギブアップするでしょうか。しばらく休憩するとまた持つことができる。

これの下肢版が間欠性跛行ですよ。
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私が医師になったころの本には脊柱管狭窄症はありませんでした。

MRIの登場とプロスタグランジンE1の登場(2001年ごろ)降ってわいたようにブームになりました。
どちらを信じようと勝手なのは当然ですが、より矛盾のない、生理学に忠実なほうがいい。

治療は安くて簡単、再現性のある方がいい。

最近ネットでこんなのがありましたね。

差がないというより、手術は骨にまで達するケガと同じですから、明らかに悪化するように思います。



本日、ラッキーな症例がありました。

82歳、男性、10年来の腰痛、両下肢痛。歩行、階段昇降困難。

知人の紹介で関西から来院。

大学病院、2つ、いずれも同じ診断「脊柱管狭窄症で、手術で骨を削るしかない。」

数軒の整形外科受診も同じことだった。

両側の脊柱起立筋、臀筋、腸腰筋、外側広筋、腓腹筋、前脛骨筋、長指伸筋ななどにできた圧痛点に局麻剤を少しずつ注射する。

すぐに効果があった。患者さんは笑顔になった。もちろんプラシーボの要素ありだろう。

このようなことは珍しくないのです。

ある80歳の男性は脊柱管狭窄症で手術が必要と言われていた方ですが、いまでは毎週ゴルフに行っています。手術をしていたら、こうなるか疑問です。



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# by junk_2004jp | 2018-10-23 03:40 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)