心療整形外科

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カテゴリ:ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾( 744 )


2018年 05月 22日

足裏のしびれ=ノイローゼ

Aさん(70歳代)は両足裏のしびれに悩まされている。

数年前、腰痛のため病院を受診した。

脊柱管狭窄症という診断だった。

しばらくして両足の裏にジンジンした感じのしびれを感じるようになった。

当院を受診してふくらはぎの圧痛点数カ所に局所麻酔を注射した。

症状の改善はみられなかった。

「しびれを感じない時はありますか?」

「はい、ゲートボールをしている時は感じないです。」

「しびれは腰から来ているのでしょうか?」

「いいえ、それはノイローゼなんです。気になっておれないのです。だから好きなことをしている時は感じないのです。腰からの可能性は100%ありえません。」

「それも医者によって作られたノイローゼと言ってもいいと思います。」

患者さんはとても納得したようだった。

ノイローゼという言葉を使うときはかなり慎重になる。

「こんなに苦しんでいるのにノイローゼと言われた」と反感を持つ患者さんもいることだろう。

「脊柱管が狭くなっている。神経が圧迫を受けているので、将来足にしびれがくるでしょう。」なんて説明を受けていたとすれば今回のようになることがある。

痛みやしびれは人を容易にノイローゼにする。

慢性の痛みやしびれは不安、神経質と兄弟のような関係です。



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by junk_2004jp | 2018-05-22 21:51 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(4)
2018年 05月 20日

脊柱管狭窄症という病名はどれだけ多くの人を苦しめたか。脊椎外科医に仕事を与えたか。

私が医師になったころ(40年ほど前)は脊柱管狭窄症という病名はなかった。こんな分厚い書物の索引を見ても脊柱管狭窄症はでてこない。
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「脊柱管狭窄症」という病名がふってわいたのはパルクスというプロスタグランジンE1製剤が薬価収載された2001年ごろではないだろうか。

間欠性跛行に効果があるということで。

間欠性跛行→脊柱管狭窄症

そもそもは海外の論文なんだろう。

これによって、多くの人が救われたのならいいが、救われたのは脊椎外科医だったりして(笑)。

迷惑したのは患者さん。

私は理論的におかしいと思った。

間欠性とは休んだら治るということで、それが神経が圧迫を受けているためだという理論はおかしい。

症状のない人でも脊柱管狭窄があることはよく知られている。

有名脊椎外科医は雑誌の対談で次のように言っている。お粗末。「神経根ブロックをして効けば、そこが原因だということで手術、効かなければ心因性ということだ。」

神経根ブロックが効いたということは、末梢からの痛み信号がその神経根を通過したということか、プラシーボか。

効かなかったのはその神経根を通過しなかったという証拠。

常識的に考えて、休んだら治るのは筋肉でしょ。

脊柱管狭窄があっても症状のない人もいるということもこれでクリアできる。

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菊地先生と外国医師との対談

菊地先生「狭窄があっても無症状の人がいるのはなぜ?」

外国医師「ゆっくりできた狭窄は痛くない、それは血流が改善しているから。急激にできた狭窄は血流が追いついていないから痛い。」

このようなことをが書いてあった。

「ハワイの火山のマグマvs日本の火山の火砕流」みたいな理論だね。

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Aさんは大学で脊柱管狭窄の手術を受けたがよくならず、当院初診の時はほとんど歩行できず車椅子使用。

慢性疼痛の説明をして治療した結果、今では旅行を楽しむまで回復した。しかし、ノルスパンテープを使用、時にトリガーポイント注射をしている。

Aさんは名士で会合に出ることも多く、ある会合で大学の主治医と出くわした。経緯を説明すると「その治療は危険だ。感染するかもしれないし、間違っている。」と言われたそうです。

じゃあ貴方のいう通りの治療をしていた結果、車椅子だった。

医師は強く洗脳されていることがある。

一度の人生、あっという間の老後、老後の1年は若い時の10年のようだ。バカな理論に付き合っているヒマはない。

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by junk_2004jp | 2018-05-20 11:16 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)
2018年 05月 12日

大学整形は未だに30年前の理論、恥ずかしい

1980年中頃、痛みの生理学は爆発的発展をしたということだ。

1986年に「痛みの定義」ができた。

それ以前は痛みに関しては暗黒の時代だったわけだ。

臨床に影響を及ぼし始めたのはその10年後、1997年ごろからで、オーストラリアや英国が先陣を切った。


このような情報は同時に日本にも流れ始めた。

我が家にインターネットが来たのは2000年。

私がHPを作り始めたのが2001年。

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戸澤洋二さん(医療に関係のない患者さん)がこの本を書いたのが2007年。

彼は私のHPからヒントを得て自分で治療計画を立て治療に成功した。

トリガーポイントブロック+模型飛行機操縦(認知行動療法)

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戸澤さんのご縁で私がこの本を書いたのが2009年

2016年の「みんなの家庭の医学」に出ている患者さんは当院に入院していた患者さん。

トリガーポイントブロック+サインバルタ+子犬(認知行動療法)

ビデオ34分ごろから

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症例


Aさんはある日、急にクビが痛くなり、腕がしびれて力が入らなくなった。

救急車で大学病院へ。

頚椎症性神経根症、椎間板が狭くなっていて、骨棘が神経にさわっているため。という診断。

ステロイドの点滴などをして少し改善。

復職したところ再び症状がでた。

違う大学病院を受診したところ、門前払。(大学病院で診ているのだからという理由)

Aさんはなぜ症状が強弱するのか不思議に思い質問するも回答は曖昧だった。

自分でネットで調べて当院のHPにたどり着いた。

心理社会的疼痛症候群、筋筋膜性疼痛症候群だ。

FaceBookのお友達に代替治療家、民間治療家が何人もいるが、みなさん勉強していて大学病院の専門医よりよほどまとも。

大学は未だに30年前の暗黒の時代なのか。

この例だけではない。本当にひどいものだ。

大学で脊柱管狭窄症の手術をして車椅子の人を2人診ているが二人とも車椅子を使わなくてもよくなった。

大学は新しい医学を研究して、開業医を指導する立場でないのか。

素人>>大学、なぜこのような現象が起きたのか。

多くの関連病院や開業医も右へ倣え状態。

権威ある学者は自説を変えられない。

だれも非難しない。奇人変人扱いされたくない。仲間はずれにされたくない。

この本は私の知人が書いたもの。「手術は成功、しかし、痛みは消えない」


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by junk_2004jp | 2018-05-12 03:36 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)
2018年 04月 25日

ヘルニアや脊柱管狭窄が痛みやしびれの原因だといって手術(除圧)をしているのなら

そのメカニズムを公表しなければいけない。

症例をいくら報告してもだめです。

神霊手術のピッァマイさん(タイ)が症例報告しているようなものです。

痛みの生理学の用語を用いて400字ぐらいで書く。

無駄な検査をして、Fake(ニセの、まちがった)が語られる。患者はよくなることはない。

医療費の損失、患者の損失はどれほどのものでしょうか。

昔はそういわれた時代があったのは事実です。いつまでも昔のままでは迷惑です。

しかし、生理学や診断機器の発展により、時代がかわったのです。

健常人でもヘルニアや脊柱管狭窄はごく普通にみられます。






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臨床試験の結果を無視スミスのチームは、腰痛患者を対象としたX線やMRI(磁気共鳴映像法)検査も問題視している。 腰痛には無関係な異常を見つけるだけに終わることが多いためだ。40歳以上の成人の8割には、腰の部分に膨らみなどの変形が見られる。医師は手術したくなるが、これは痛みの原因ではない。こうした「異常」がCTやMRIに現れても、腰痛と結び付けることにはほとんど意味がない。大半の腰痛は筋肉の緊張などによるものだから、画像では原因は分からない。たとえ手術をしても、その効果は市販薬や連動や体を休めることとほとんど変わらず、手術だけは大きな危険を伴う。
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by junk_2004jp | 2018-04-25 13:59 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)
2018年 03月 30日

間欠性跛行=心身症=Functional somatic syndrome

心身症とは条件、状態、環境によって症状(痛み)が変化する身体疾患のことです。

不安障害やうつ病は心身症ではありません。身体疾患ではないからです。精神疾患ということになっています。

脳という身体の疾患という考え方もあります。医学の進歩によって概念が変化してくるでしょう。

英語では Functional somatic syndrome (機能的な身体の症候群)ということになります。

日本語の心身症は誤解されることが多いですね。

骨折は心身症ではないですが骨折に伴って起きた痛みは心身症ということになります。(禅問答のようですがw)

間欠性跛行とはしばらく歩くと下肢などに痛みやしびれが強くなりしゃがみ込んで休むとまた歩かれる状態のことで、脊柱管狭窄症の重要な症状と言われています。

休むとよくなるのですからまさにこれは心身症ですね。

テニス肘の人が重いカバンを持っていたら数分で痛みが出てきたので持つのをやめたら痛みが収まってまた持てるようになった。(間欠性カバン持ち)

これと同じことです。「クビの脊柱管狭窄」と診断する医師はおそらく一人もいないでしょう。ところが下肢となるとほとんどの医師が「腰の脊柱管狭窄のせいだ」というのです。

医師は記憶力よい、想像力悪い、といったところでしょうか。

機能的な疾患に対して「構造的」な病名を付けるのはセンスが悪いのです。

構造的な病名を付けることは悪影響を及ぼす可能性があります。

休んだらよくなるのは決して神経の病気ではありません。

休んだら治る(回復)するのは筋肉の症状です。筋膜の症状ではありません。

「しびれ」は血圧計を腕に巻いたとき、綱引きのあと、重い荷物を持っていると、鉄棒にぶら下がっていると、正座、の時に感じる「ジンジン」した感覚をいいます。

筋肉の緊張や圧迫で毛細血管、静脈などが圧迫された状態だと思われます(うっ血)。神経が圧迫を受けた状態ではありません。

痛みは心身症なのです。

我が国では痛みに対して構造病名を付ける悪しき習慣があります。それが、大事にしよう、なるべく動かさないようにしようとと間違えるのです。

どうしても構造病名をつけたいのなら並記すればいいです。

「変形性関節症、筋筋膜性疼痛症候群」のように


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by junk_2004jp | 2018-03-30 13:50 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(3)
2018年 01月 17日

椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄が痛みやしびれの原因になりません

紺野愼一教授(福島県立医科大・整形外科)


私はこのTVを見ていませんので説明の流れなど詳しくはわかりません。
ついでに脊柱管狭窄症も犯人ではないと言ってほしいものです。
もう常識となるように!!
その痛みは筋筋膜性疼痛症候群です。
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そういう古い知識のままの医者は、ヘルニアによる神経の圧迫が腰痛の原因だという旧来の診断をしている。

「英国の調査によれば、『MRIが腰痛治療の改善に寄与していない』という結果が20年前から出ています。


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by junk_2004jp | 2018-01-17 18:15 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)
2018年 01月 12日

医療費の最大1/3が不要な検査・治療。椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症。

JAXAが「こうのとり」や「かぐや」で宇宙で活躍しているこの時代に

いまだに椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄が痛みやしびれの原因だといっているのにはバカバカしくて怒りを覚える。

それを保険診療でやってるんだから始末におえない。

どれだけの医療費を無駄に使ったことやら。

痛みに悩む人にとって金銭的、身体的負担を強いたことだろうか。本当に腹立たしことだろう。

また、正しいことを言っている医師や治療者にとっても許し難きことだ。

だって、「長く放置したので手術をしても元に戻らなくなってしまった」と説明するのだろうから。

この手のブログなどをみるとその間違いは「痛み」と「麻痺」の違いが分かっていない。

つまり味噌糞の区別ができない。専門医がだよ!

痛みやしびれを神経症状と言っている。

痛みが神経圧迫で生じると思い込んでいる。専門医がだよ!

症例

70才、男性、2年前より30mほど歩くと左下肢痛。左下肢で片足立ちで臀部痛。足底のしびれ。脊柱管狭窄症と診断されている。

知人の紹介で当院を受診した。

左の中臀筋の強い圧痛点に0.5%メピバカインを5ml注射した。すぐに片足立ちしても痛くなくなった。

その他、大腿、下腿、足底の圧痛点にも1〜2ml注射した。

筋筋膜性疼痛症候群以外に考えられない。

MRIで脊柱管が狭窄している事実とこの痛みとは関係がない。

痛みは時間とともに広がることがある。

慢性化は中枢性の痛覚過敏状態(中枢性感作)で、どの程度の医療介入が必要なのかは経過をみないとわからない。個人差がある。

それに至った生活習慣は何なのか。どのようなことに注意すれば再発が防げるのか。


「神経線維は通常、その末端にある受容器から電気信号を伝えるものであって、その途中が興奮を起こしたりするようなことはありません。」  熊澤孝朗・著「痛みを知る」

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by junk_2004jp | 2018-01-12 04:49 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(7)
2017年 12月 04日

脊柱管狭窄症克服マガジン

私がでています。

種明かしをすれば、次のようなことです。へんですね(笑)。最初からそう言えばいいものを。

「脊柱管狭窄症と診断された痛みは実は脊柱管狭窄のためではなくて筋肉の攣り、こわばり、コリの痛みだ。」

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わかさ1月号増刊







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by junk_2004jp | 2017-12-04 13:46 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)
2017年 12月 04日

非常識な脊椎外科医

椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、椎間孔狭窄症、神経根症などが痛みやしびれの原因になることは決してありません。

これは、神経生理学の基本です。初歩です。

この真実が知れ渡ることによって、しなくても良い検査(レントゲンやMRI)や手術が避けられ簡単な治療で痛みやしびれから脱出できます。

医療費もかなり少なくなると思われます。

痛みは早期に治療すれば簡単に治ることが多いものです。

ついでに、すべり症、分離症(発育期の疲労骨折は除く)、側弯症などが痛みやしびれの原因になることはありません。

手術は外傷ですからそれが痛みの原因になることもあります。

手術が線維筋痛症になる機会を増やすことも考えられます。

不必要な手術は避けるべきです。

筋力低下を神経麻痺だという人がいますが、間違いです。痛みのため筋力低下が起きているのです。


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神経線維は通常、その末端にある受容器から信号を伝えるものであって、その途中が興奮を起こしたりするようなことはありません。



症例
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Aさんは図のような痛み・しびれがあり間欠性跛行。2年前、脊柱管狭窄症ということで手術を受けたが、全く改善しなかった。

赤点に圧痛があったので30G注射針で0.5%メピバカインをワンポイントあたり0.5%mlぐらい注射した。

すぐに楽になった。筋筋膜性疼痛症候群(コリ)だ。

慢性化(中枢性の痛覚過敏)しているだろうから、相当日数かかるかもしれない。



痛みは脳の認知と反応ですから、どんな方法でも治る可能性があります。

しかし再発はよくあります。

お金と時間がかからない、からだに優しい方法をみつけるべきです。慢性化しないうちに。



C線維の先端にあるポリモーダル侵害受容器(痛みのセンサー)
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ポリモーダル受容器で電気信号化され、
脳へと進む。

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by junk_2004jp | 2017-12-04 03:04 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)
2017年 11月 09日

Fake(いんちき)診断「脊柱管狭窄症」

今日は午後休診で、雑誌「わかさ」のインタビューを受けた。

脊柱管狭窄症の自己治療に関することだった。

「脊柱管狭窄症」という間違った診断を受けてどれだけ多くの人が意味のない検査を受けて、間違った説明を受けて、間違った治療を受けて、治らない痛みに苦しんでいることだろうか。

今日の最後に診た患者は2年前より、腰痛、両下肢痛に悩ませられている。

診断は「脊柱管狭窄症」、「神経が*で挟まっている。手術をした方がいい。」と言われている。

もちろんこのような診断は間違っているのだが、それを短時間に説明することは困難な事が多い。

「わかさ」は脊柱管狭窄症は間違いだとは書けないだろうが、

痛みのメカニズム、痛みの悪循環、痛みの慢性化、痛みの広がりについて理解しやすい記事を書いてほしい。

この患者には圧痛点がいっぱいあった。

頚や上肢にもあり、「線維筋痛症」あるいは「広範囲な筋筋膜性疼痛症候群」といったところだ。どちらにしても治療法は同じ。

なぜ専門医がこのような基礎的知識を持っていないのだろうか。

患者が知識をもってFake(にせ、いんちき)診断に気がつくことだ。

「痛み、しびれ」と「麻痺」の区別ができない専門医(笑)。

これによって、患者は早期の痛み治療の絶好の時を逃してしまう。

手術を受けて、効果があったとしても数ヶ月のプラセボ効果、手術という外傷が加わることによって一層複雑になった痛みに悩まされる。



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by junk_2004jp | 2017-11-09 22:45 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)