1 2013年 08月 30日
m3.com 海外ジャーナルより 半月板断裂手術、理学療法と同等 2013年03月25日 ヘルニア治療転帰、MRI無関係 2013年03月18日 外側上顆炎のステロイド、転帰悪化 2013年02月08日 これらはつまりMPSなんですね。 だから手術をしなくてもいいのです。また炎症ではありませんからステロイドを使わなくてもいいのです。 ![]() この図をみて考えてください。 「重いものを持ち上げてヘルニアになって痛い」 「転んで半月板損傷になって痛い」 いずれも文学的には正しい。 しかし、科学的には、痛みの原因は侵害刺激であって、ヘルニアや半月板損傷ではないのです。 CareNet より 手根管症候群にHLTパッチが有用 手根管症候群もMPSなんです。だから局麻でよくなるのです。 腰痛予後不良の予測因子は疼痛強度と思い込み 腰痛はほとんどがMPSだから。 ヒアルロン酸もはや推奨せず 変形性関節症の痛みもMPSです。軟骨が減って痛いのではなくて痛いから、バランスが悪く軟骨が減ってきたと考えるほうが理にかなっています。 ■
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by junk_2004jp
| 2013-08-30 20:17
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2013年 08月 29日
![]() MRIで特に異常なし。 病名は「坐骨神経痛」といわれる。 薬をもらっているが改善しなかった。 雑誌「わかさ」をみて、タオルを丸めたもので圧痛部位を圧迫したところ改善傾向があった。 当院を受診して圧痛点に局麻を注射したところ、痛みはなくなった。 Aさんは梨を作っています。梨の木は背がひくく、仕事をしている時はずーっと腰をかがめていなくてはなりません。 私「神経痛ではなくて筋肉痛ですよ。」 医師には筋肉痛という概念がまずありません。 この症例でMRIで椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄でもあれば、それが原因で神経が圧迫されて・・・という説明になるのだろう。 それがないと困ってしまうのだ。 梨状筋症候群なんていう診断(梨状筋のところで神経が圧迫されている)になることもあるでしょう。 なにがなんでも神経圧迫による神経痛という診断しかできないのです。 神経が圧迫を受けて痛み・しびれが生じるなんて生理学は存在しません。 こんな素人だましのような診断はもうやめにしましょう。 治療しないで放置しておくものだから痛みの悪循環がとまらずいずれ慢性痛になるかもしれません。 神経は圧迫を受けてもなにも生じないことを理解してください。 像の足裏の神経を想像してごらんなさい。 妊婦のお腹の神経を想像してごらんなさい。 神経が絞扼(締め付け)られると麻痺がしょうじます。 麻痺とは痛くなく、感覚がない、動かない(動きにくい)ことです。痛みとは正反対のことです。 ヘルニア、脊柱管狭窄派の医師が書いたものを読んでみなさい。麻痺と痛みの考えがむちゃくちゃです。すぐに間違いが分かりますよ。 麻痺した神経に触覚神経などが交通して痛みが生じたり、神経障害によって中枢性過敏になり、生き残っている痛覚神経が過敏に反応することがあります。 CRPSのタイプ2といいます。最も難治、手ごわい痛みです。手術で治るようなものではありません。そんなに多いものではありません。 ■
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by junk_2004jp
| 2013-08-29 18:28
| ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾
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2013年 08月 09日
![]() また歩行は15分ぐらいで痛みのため一服しなければなりません。 整形外科を受診しMRIの結果、ヘルニアと脊柱管狭窄症と診断され、手術が必用といわれました。 転ぶ前は特に問題がなかったので不思議に思っていたところ、雑誌「健康」の私の記事を見て来院されました。 ![]() 圧痛点に局麻を注射したところ、その場で立ち上がる痛みはなくなりました。 歩行も大丈夫になりました。 転倒、打撲による、臀筋などのMPSです。 MRIで見えるヘルニアや狭窄は今の痛みと何の関係もありません。 放置すると慢性痛になってしまう可能性はあります。 そして1年後にもなると、医師は転んだというエピソードは忘れてしまい、もっぱら痛いのはヘルニアや狭窄症のせいということになってしまうものです。 多くの医師は痛みの原因はヘルニアや脊柱管狭窄だと思い込んでしまっています。 そのため、局麻をうつなんて方法は姑息 的な方法だと勘違いをしています。そのため大事な初期治療の時期を逸して慢性痛になってしまうことが多いものと思われます。 医師のほうから変化するのはほとんど困難ですので、患者さんが自ら勉強してください。 それには「わかさ」や「健康」の私の記事を読んでください。 ■
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by junk_2004jp
| 2013-08-09 18:34
| ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾
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2013年 08月 08日
Aさんは2か月前にヘルニアの手術をしたが痛みはとれませんでした。 小臀筋や大臀筋のMPS(筋筋膜性疼痛症候群)でした。 2回の治療で著明改善しました。 座位が可能になり、歩行もスムーズになりました。 Bさんは昨年ヘルニアの手術をしましたがよくなりませんでした。 腸腰筋、内側広筋などのMPSでした。 1回の治療で効果がでましたので続けて治療します。 膝くずれやモモをあげて歩かれないのを神経麻痺と診断されていたのです。 __________________________ ヘルニアが神経を圧迫して痛みやしびれが出るということはありません。 そのような生理学はないのです。 神経は圧迫されたぐらいではなにも起きないのです。 だから健常人でもヘルニアのある人はたくさんいます。 ![]() 手術をしても治らない人もたくさんいます。 手術をしなくても治る人もたくさんいます。 ![]() Patrick Wall (著明なイギリスの痛みの生理学者) 「疼痛学序説」より この割合は現在下がり続けていて、神話がばらまかれて、少数の人の利益になるが多くの人の不利益になるような不名誉な時代は終わった。不利益をうけたある人たちは、手術の結果、明らかにいっそう悪くなった。・・以前この手術(ヘルニア手術)を熱烈に支持していたマイアミ大学は、今ではこの手術をやめて、厳密なリハビリテーションのプログラムを採用している。(FILE417) ![]() この図がヘルニアと痛みの関係です。 ヘルニアが痛みの原因ではないのです。 MPSはどんな方法でも治るチャンスがあります。 心霊手術でも手かざしでも・・・・ 昔の人(大正以前)はヘルニアという概念がないからきっと今よりも治りがよかったことでしょう。 思いこむことによってだんだん治り難くなるのでしょう。 ■
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by junk_2004jp
| 2013-08-08 20:05
| ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾
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2013年 08月 02日
2013年 08月 01日
田舎で開業している若き外科医から頼もしいメールをいただきました。 MPS研究会に入っていただきました。私の本を読んでの感想などですが、私もたぶん整形外科医以外の医師(内科とか外科)の方が読んですぐに分かると思います。 整形医は深く洗脳状態ですからなかなかパラダイム・シフトは難しい。 筋肉そのものが原因で、脳との情報のやり取りです。 急性痛と慢性痛は青虫と蝶ぐらいの違いがあります。青虫のうちに駆除すべきです。 また、トリガーポイントをしているといってもその理解の差は大きいです。 加茂淳先生、初めまして。@で開業している「Aクリニック」のAと申します。 ■
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by junk_2004jp
| 2013-08-01 13:29
| MPS
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