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心療整形外科

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2019年 05月 25日

「しびれ」と「知覚鈍磨」の違い

「しびれ」とはジンジンとした感覚、一方「知覚鈍磨〜脱失」はなにも感じないということ。局所麻酔を注射した時の状態。

この状態も「しびれている」と表現することがあるので話がややこしくなる。

「しびれ=ジンジンとした感覚」

正座をした時
重い荷物を長時間持っていた時
綱引き、鉄棒にぶら下がっている時
血圧を計るマンシェットをなどを強く締め付けた時
線維筋痛症、ストレス時の症状
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症といわれている症例の症状
手根管症候群の症状


絞扼性神経障害

⭕️肩甲上神経麻痺  

肩甲切痕部で絞扼されて、腕があがらない麻痺(棘上筋、棘下筋) 
写真では右の肩甲部の筋萎縮がみられる。

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⭕️尺骨神経麻痺 

骨間筋の萎縮と小指、薬指の知覚鈍磨〜脱失

 
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これは全くナンセンスな考え方と思う。

事実、椎間板ヘルニアの手術をしてのちに上殿皮神経の絞扼(?)解放の手術をした患者を数名診たことがある。もちろん腰痛は治っていない。腰には多くの手術痕がみられた。

このような考え方が通るのなら、上殿皮神経だけを特別扱いにする理由はない。いろんな部位に圧痛点があるが、「⚪️⚪️神経障害」ということになる。五十肩の場合はいろんな神経障害が考えられるし、もっと根っこの神経根の圧迫も考慮しなくてはならなくなる。

日本脊髄外科学会ともあろうものが。






by junk_2004jp | 2019-05-25 16:55 | Comments(0)
2019年 05月 25日

手根管症候群は手術しなくてもいい

手根管症候群とは、手首のところで、手根靭帯で、正中神経が圧迫を受けて、母指〜薬指の母指側半分がしびれるとされています。

この説には反対します。「神経が圧迫を受けてしびれが生じる」は間違っているのです。

Aさんは2ヶ月前より、手にしびれがあり、手根管症候群と診断を受けて、手術を進められています。

重いものを運んでから症状が出たとのこと。

前腕や手のひら、手の甲にある圧痛点数カ所に局所麻酔を数ミリずつ注射。手を振ってもらった。

すぐに手のしびれは改善した。

筋筋膜性疼痛症候群です。労働→筋肉の緊張→軽いうっ血状態→しびれ感



4-1http://www.round-earth.com/HeadPainIntro.html

肩甲筋の緊張は頭痛の原因になったり、手根管症候群や胸郭出口症候群といわれている痛みを呈することがある。

いわゆる手根管症候群の場合は半ダースはあると思われる原因のなかで、手根管をどうこうするのは最後にしなさい。手術をする前にぜひチェックを!・・・・


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このように、痛みやしびれのほとんどは「筋筋膜性疼痛症候群(MPS)」です。

レントゲンもMRIも不必要です。

ややこしい病気を考える前にMPSを疑いなさい。MPSは慢性化しやすい。

医師はMPSについて知識がありませんので、ややこしい病気にと格上げされるのです。

慢性の頭痛も・・・腫瘍や出血でなければ

慢性の腰痛も

慢性の頚痛も

慢性の膝痛も



by junk_2004jp | 2019-05-25 02:56 | MPS | Comments(1)
2019年 05月 22日

今まで間違っていた痛みの医学

先日、インタビューをうけたことが記事になりました。




脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニア、関節軟骨のすり減り、すべり症、半月板や肩板、椎間板の損傷が慢性の痛みの原因になることは決してありません。

このようなことが痛みの原因だということは「私も勉強した昭和の間違った医学」なのです。

生理学的にも説明できません。

痛くない人を検査してもこのようなことは60%以上にみられるとのことです。

慢性痛とは痛覚が繰り返して脳に入力されることによって生じます。だから早期に痛みの入力を遮断してやることです。そして自信をもって動かすことです。

医師が画像をみて、いろいろと正常でないことを指摘することは大きな害を与えるでしょう。

神経質な人は立ち直ることができないかもしれません。

痛みは①組織損傷にともなったもの②組織損傷があるように表現されるもの

の二つに分類されます。

組織損傷の治療と痛みの治療は別のことです。

3ヶ月もすると組織損傷は断端が閉鎖されます。3ヶ月以上続く痛みを慢性痛(神経障害性疼痛)といっているのです。これは中枢性感作なのです。

激しい痛みなら、もっと早期に中枢性感作がおきるでしょう。

不安の人(完璧主義、神経質、ストレス)は早期に中枢性感作が起きるでしょう。



by junk_2004jp | 2019-05-22 19:23 | 痛みの生理学 | Comments(1)
2019年 05月 04日

整形外科開業医が生き残るためには

医師しかできないこと(保険診療で)
  • 診断
  • 注射

整形外科医は本来、骨折や靭帯・腱などの断裂の修復が本業です。それだけでは生活できないので本業でない「筋骨格系の痛み」に手を出しているのです。

私の行っている痛みの治療法が一般的になることが整形外科開業医の生き残る道だと思います。それは多くの人が幸せな人生を送ることにつながると確信します。

安価、手技は簡単、副作用極めて少ない、治療に対する恐怖少ない。

レントゲンやMRIは骨折を疑うとき、結晶沈着性疼痛(偽痛風)を疑うとき以外は不必要です。

圧痛点への局所麻酔の注射、慢性痛には薬の選択も、代替治療の選択も。

次のようなメールをいただきました。治療するものは勇気付けられます。

① 以前、合気道の指導者である方に加茂整形外科を紹介し、ご夫婦で小松まで飛行機ですぐ行かれたのですが、あれからずいぷんたちますが、その方は元気で76歳ですが海外へも教えに行かれてます。昨日その先生の奥さまから、小松の治療が元気になるきっかけになったと聞きました。歩くのも大変だったその先生は、注射のあと、すたすた歩けるようになったそうです。またやはり合気道の若い知り合いも加茂先生の一回の治療で治って合気道ができるようになり、活躍してます。家族の方に、いまだに感謝されます。

② 私は平成29年にB市に居住しておりました。加茂整形外科病院が比較的近い小松市に所在していたことから、自身の腰痛と膝痛の治療でお世話になりました。この治療により痛みが沈静化したことで、93歳の実母の足の痺れの治療を行おうと平成29年10月にA県の実家から呼び4日間の治療を行いました。治療後は痛みが減少しましたが、現在では痛みが戻り手押車で歩行しております。現在、私はAの実家に戻り実母と同居しており、何とか加茂先生と同様な治療を受けさせたく、誠に勝手ではありますが、A県近郊で同様な治療を実施している先生がおりましたらご紹介していただけないでしょうか。

③ 2007年に左下肢痛治療でお世話になったB市Cのです。現在は全く痛みを感じず健康に過ごしており、先生のおかげと感謝しております。さて、本日メールさせていただいたのは今年87歳になった私の父の件です。・・・・・・・



by junk_2004jp | 2019-05-04 10:17 | Comments(0)