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2020年 02月 22日

脊柱管狭窄症 腰の名医が教える最高の治し方 大全

脊柱管狭窄症 腰の名医が教える最高の治し方 大全_b0052170_22520900.jpg

最近出版されました。私も名医?に選ばれています。以前に「わかさ」に書いたものです。

私は脊柱管狭窄症という全く生理学に反している診断そのものに反対です。

「神経が圧迫を受けるとその神経の支配領域に痛みやしびれが生じる」という考えに反対します。つまり私に言わせれば誤診ということになります。

「痛覚神経が圧迫を受けると神経の血流が悪くなってその神経の支配領域の痛覚が過敏になる。」

このような生理学はどこを探してもありません。

だから中高年の健常人でも半数以上に脊柱管狭窄が見られるといわれています。

手術をしてもよくならない人、あるいは脊柱管狭窄症と診断されて、治療しているがよくならない人をたくさん診てきました。

今日も40歳代、女性で2年前に脊柱管狭窄症の手術をしたがよくならない人を治療しました。

腸腰筋や臀筋、大腿下腿の外側の筋肉の慢性の筋筋膜痛です。わかりやすく言えば筋肉のコリです。

圧痛点に局所麻酔を少しずつ注射するとその場で歩きやすくなりました。

五十肩や膝痛、テニス肘の治療と同じですよ。

悪性腫瘍、感染症、リウマチ系、痛風系は特異的な病理診断ができる「特異的疾患」です。

それ以外の筋骨格系の痛みは「非特異的疾患」です。

体のどこで起きようが同じメカニズムです。

これは慢性化しやすいことで知られています。

医者がとても診断治療が下手なのも有名ですねw。

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by junk_2004jp | 2020-02-22 23:20 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)
2020年 02月 17日

慢性の膝痛


80歳男性、4年前ごろから両膝痛、曲げ伸ばしが痛い。30分ぐらい歩くと痛みが強くなる。

昨年9月初診。月一回のペースで来院。

内側広筋、外側広筋、ハムストリング、内外側腓腹筋などの圧痛点に30ゲージの細い針で0.5%メピバカインを注射する。

よく屈伸をするように指導する。

本日7回目の来院、すっかり膝の痛みがなくなった。腰が痛いとのこと。

「膝と腰のレントゲンを撮ってみてください。」とのことでレントゲンを撮った。

私は骨折の疑いがないようなら、レントゲンは撮らない。

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「レントゲンは年齢相応で特に問題はないですよ。よく動かしてください。」

慢性痛=筋痛なんです。なにも膝に限ったことではない。

簡単な除痛治療で動かすことです。そして自信をつけること。

慢性痛は不安と恐怖で中枢性過敏の状態です。

「軟骨がなくなっている。このままでは歩けなくなる。今のうちに人工関節にしたほうがいい。」なんて野暮なことはいわないことです。


by junk_2004jp | 2020-02-17 19:19 | 慢性痛 | Comments(0)
2020年 02月 05日

筋肉は健康のもと

脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、神経根症、坐骨神経痛、後縦靭帯骨化症、黄色靭帯骨化症、すべり症、分離症、変形性関節症、半月板障害、肩板障害、股関節唇、五十肩、胸郭出口症候群、テニス肘、手根管症候群、・・・などと言われている慢性の痛みやしびれのほとんどは筋痛です。

後縦靭帯骨化症、黄色靭帯骨化症は無症候のことがあり、症状が出るとすれば脊髄麻痺(痙性歩行、巧緻運動障害)で二次的に筋痛が生じていることがあります。

筋痛は慢性化しやすい。

医師は伝統的に筋肉に無関心で、レントゲンやMRIをみて診断していますが、これが大きな間違いです。日本では2300万人の慢性の痛みを持った人がいると言われています。

「痛み止め」ではなくて「痛みを治す」です。

痛みを治して動くことが健康に大切です。

動くことが痛みを治します。血圧にも糖尿病にも認知症にもいいことが分かっています。

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by junk_2004jp | 2020-02-05 13:03 | Comments(0)
2020年 02月 01日

できるだけ早く痛みが脳に入るのを止める

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12月22日のブログに書いたが、私の孫(中1)が部活で足首を捻挫。その日の夜にやってきた。松葉杖が必要、かなり痛い。

足くびの外側が腫れている。靭帯損傷が疑われた。その部位の圧痛点、数カ所に30G(極細)の注射針で合計4mlの局所麻酔(0.5%メピバカイン)を注射した。

弾力包帯で簡単に固定した。

1週間で完治したとのことだ。

捻挫や骨折、打撲のあといつまでも痛いことがある。

脇腹の打撲、尾骨の打撲などでしばしばある。以前はRSDと言ったが最近ではCRPS1という。

局所麻酔を打つことが、長引くかもしれない痛み、腫れを防ぐ。組織損傷の回復にもいい影響を及ぼす。

もっとも悪い対処はギプスなどでガチガチに固めることだ。

ズデックの骨萎縮、痛みや腫れの遷延が起きる可能性が高くなる。

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12月22日、妻(72歳)とゴルフをした。

その夜、妻は膝が痛くなり、立ち座りが困難となる。遅発性筋痛、少し時間が経ってから痛みがでてくる。

内側広筋、膝裏の腓腹筋などにできた圧痛点数カ所の計4mlの局所麻酔を注射した。1週間後にもう一度。曲げたり伸ばしたりをするように。

現在はもう全く痛くない。

変形性膝関節症を言われている痛みもこのようにして始まる。

普通は、しばらく様子をみているがなかなかよくならないので病院へいく。

レントゲンを撮る。

72歳だから、軟骨の変性が見られるだろう。

「軟骨が減っています。ゴルフはしない方がいいです。正座もしないでください。ヒアルロン酸を週に1回注射しましょう。」

これが日本のスタンダードな整形外科医だ。

遅発性筋痛がこれでよくなるはずがない。

意気消沈して変形性膝関節症と言われる患者が出来上がるわけだ。

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ケガ(一過性の大きな外力)と使いすぎ(繰り返す小さな外力)の例を書いた。

「痛み止めの注射」という表現はしない。「注射をしなくても我慢できる」と言われるかもしれない。

我慢することによって慢性の痛みができあがる。

膝だけの話ではない。

医者の見当違いの診断名で慢性の痛みを抱えることになった人は大勢いると思われる。




by junk_2004jp | 2020-02-01 03:40 | 急性痛 | Comments(0)