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心療整形外科

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2019年 06月 07日

不安を煽る医師たち(このままでは大変なことになりますよ)

「軟骨がほとんどない」
「軟骨がボロボロ」
「骨壊死がある」
「椎間板がぺしゃんこ」
「ヘルニアがある」
「脊柱管狭窄が神経を圧迫している」
「腰椎がすべっている」
「将来歩けなくなる」
「尿の垂れ流しになる」

動かすことが元気な人生を送ることのキーポイントだ。

膝痛や腰痛・下肢痛に対して、レントゲンやMRIを安易に撮る。

そしてそこに写っている異常が痛みやしびれの原因だと説明し、将来の予測を述べる。そして不安を煽る。

毎日頻繁に見られる。この医師たちをこのまま放置すると大変なことになりますよ。

痛みがどうして起きるのか。


痛みがどうして慢性化するのか。





考える脳をなくした医師たち。不安を与えるとどうなるか考えない医師たち。

先日の症例

⭕️2年前、鞍掛から転落した70歳代男性。

A病院ではリウマチと診断、抗リウマチ薬。よくならない。B病院、脊柱管狭窄症と診断。よくならない。

当院受診、両下肢にできた圧痛点数カ所に局所麻酔を注射すると、すぐに歩行が軽くなり笑顔になった。筋筋膜性疼痛症候群だ。

⭕️5ヶ月前から右膝痛、立ち座りの仕事。病院ではMRIで骨壊死を指摘されている。

内側広筋、外側広筋や鵞足部、裏側の腓腹筋などかなり広範囲の筋肉に圧痛。多数の圧痛点に局所麻酔数ミリリットルを注射した。その場で痛みはとれた。筋筋膜性疼痛症候群だ。

⭕️半年ほど前、長時間胡坐。階段を上るときだけ、両方のお尻にいたみ。MRIでかなり重症の脊柱管狭窄症で将来排尿排便障害がおきるかもしれないので手術が必要だといわれた。この患者さんかなり医師の言葉を信じているので、どうなりますか。

脊柱管狭窄症が原因で膀胱直腸障害になった症例をみたことも聞いたこともない。百歩譲って、もしそうならば、検診で早期発見早期治療ということになるのだが。

長く胡坐でお尻が痛いという患者さんにどうしてMRIが必要なの?




# by junk_2004jp | 2019-06-07 13:39 | Comments(2)
2019年 05月 25日

「しびれ」と「知覚鈍磨」の違い

「しびれ」とはジンジンとした感覚、一方「知覚鈍磨〜脱失」はなにも感じないということ。局所麻酔を注射した時の状態。

この状態も「しびれている」と表現することがあるので話がややこしくなる。

「しびれ=ジンジンとした感覚」

正座をした時
重い荷物を長時間持っていた時
綱引き、鉄棒にぶら下がっている時
血圧を計るマンシェットをなどを強く締め付けた時
線維筋痛症、ストレス時の症状
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症といわれている症例の症状
手根管症候群の症状


絞扼性神経障害

⭕️肩甲上神経麻痺  

肩甲切痕部で絞扼されて、腕があがらない麻痺(棘上筋、棘下筋) 
写真では右の肩甲部の筋萎縮がみられる。

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⭕️尺骨神経麻痺 

骨間筋の萎縮と小指、薬指の知覚鈍磨〜脱失

 
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これは全くナンセンスな考え方と思う。

事実、椎間板ヘルニアの手術をしてのちに上殿皮神経の絞扼(?)解放の手術をした患者を数名診たことがある。もちろん腰痛は治っていない。腰には多くの手術痕がみられた。

このような考え方が通るのなら、上殿皮神経だけを特別扱いにする理由はない。いろんな部位に圧痛点があるが、「⚪️⚪️神経障害」ということになる。五十肩の場合はいろんな神経障害が考えられるし、もっと根っこの神経根の圧迫も考慮しなくてはならなくなる。

日本脊髄外科学会ともあろうものが。






# by junk_2004jp | 2019-05-25 16:55 | Comments(0)
2019年 05月 25日

手根管症候群は手術しなくてもいい

手根管症候群とは、手首のところで、手根靭帯で、正中神経が圧迫を受けて、母指〜薬指の母指側半分がしびれるとされています。

この説には反対します。「神経が圧迫を受けてしびれが生じる」は間違っているのです。

Aさんは2ヶ月前より、手にしびれがあり、手根管症候群と診断を受けて、手術を進められています。

重いものを運んでから症状が出たとのこと。

前腕や手のひら、手の甲にある圧痛点数カ所に局所麻酔を数ミリずつ注射。手を振ってもらった。

すぐに手のしびれは改善した。

筋筋膜性疼痛症候群です。労働→筋肉の緊張→軽いうっ血状態→しびれ感



4-1http://www.round-earth.com/HeadPainIntro.html

肩甲筋の緊張は頭痛の原因になったり、手根管症候群や胸郭出口症候群といわれている痛みを呈することがある。

いわゆる手根管症候群の場合は半ダースはあると思われる原因のなかで、手根管をどうこうするのは最後にしなさい。手術をする前にぜひチェックを!・・・・


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


このように、痛みやしびれのほとんどは「筋筋膜性疼痛症候群(MPS)」です。

レントゲンもMRIも不必要です。

ややこしい病気を考える前にMPSを疑いなさい。MPSは慢性化しやすい。

医師はMPSについて知識がありませんので、ややこしい病気にと格上げされるのです。

慢性の頭痛も・・・腫瘍や出血でなければ

慢性の腰痛も

慢性の頚痛も

慢性の膝痛も



# by junk_2004jp | 2019-05-25 02:56 | MPS | Comments(1)
2019年 05月 22日

今まで間違っていた痛みの医学

先日、インタビューをうけたことが記事になりました。




脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニア、関節軟骨のすり減り、すべり症、半月板や肩板、椎間板の損傷が慢性の痛みの原因になることは決してありません。

このようなことが痛みの原因だということは「私も勉強した昭和の間違った医学」なのです。

生理学的にも説明できません。

痛くない人を検査してもこのようなことは60%以上にみられるとのことです。

慢性痛とは痛覚が繰り返して脳に入力されることによって生じます。だから早期に痛みの入力を遮断してやることです。そして自信をもって動かすことです。

医師が画像をみて、いろいろと正常でないことを指摘することは大きな害を与えるでしょう。

神経質な人は立ち直ることができないかもしれません。

痛みは①組織損傷にともなったもの②組織損傷があるように表現されるもの

の二つに分類されます。

組織損傷の治療と痛みの治療は別のことです。

3ヶ月もすると組織損傷は断端が閉鎖されます。3ヶ月以上続く痛みを慢性痛(神経障害性疼痛)といっているのです。これは中枢性感作なのです。

激しい痛みなら、もっと早期に中枢性感作がおきるでしょう。

不安の人(完璧主義、神経質、ストレス)は早期に中枢性感作が起きるでしょう。



# by junk_2004jp | 2019-05-22 19:23 | 痛みの生理学 | Comments(1)
2019年 05月 04日

整形外科開業医が生き残るためには

医師しかできないこと(保険診療で)
  • 診断
  • 注射

整形外科医は本来、骨折や靭帯・腱などの断裂の修復が本業です。それだけでは生活できないので本業でない「筋骨格系の痛み」に手を出しているのです。

私の行っている痛みの治療法が一般的になることが整形外科開業医の生き残る道だと思います。それは多くの人が幸せな人生を送ることにつながると確信します。

安価、手技は簡単、副作用極めて少ない、治療に対する恐怖少ない。

レントゲンやMRIは骨折を疑うとき、結晶沈着性疼痛(偽痛風)を疑うとき以外は不必要です。

圧痛点への局所麻酔の注射、慢性痛には薬の選択も、代替治療の選択も。

次のようなメールをいただきました。治療するものは勇気付けられます。

① 以前、合気道の指導者である方に加茂整形外科を紹介し、ご夫婦で小松まで飛行機ですぐ行かれたのですが、あれからずいぷんたちますが、その方は元気で76歳ですが海外へも教えに行かれてます。昨日その先生の奥さまから、小松の治療が元気になるきっかけになったと聞きました。歩くのも大変だったその先生は、注射のあと、すたすた歩けるようになったそうです。またやはり合気道の若い知り合いも加茂先生の一回の治療で治って合気道ができるようになり、活躍してます。家族の方に、いまだに感謝されます。

② 私は平成29年にB市に居住しておりました。加茂整形外科病院が比較的近い小松市に所在していたことから、自身の腰痛と膝痛の治療でお世話になりました。この治療により痛みが沈静化したことで、93歳の実母の足の痺れの治療を行おうと平成29年10月にA県の実家から呼び4日間の治療を行いました。治療後は痛みが減少しましたが、現在では痛みが戻り手押車で歩行しております。現在、私はAの実家に戻り実母と同居しており、何とか加茂先生と同様な治療を受けさせたく、誠に勝手ではありますが、A県近郊で同様な治療を実施している先生がおりましたらご紹介していただけないでしょうか。

③ 2007年に左下肢痛治療でお世話になったB市Cのです。現在は全く痛みを感じず健康に過ごしており、先生のおかげと感謝しております。さて、本日メールさせていただいたのは今年87歳になった私の父の件です。・・・・・・・



# by junk_2004jp | 2019-05-04 10:17 | Comments(0)
2019年 04月 30日

外傷などの早期に局所麻酔注射を!

「痛み止めの注射」と表現されることが多いが、「注射しなくても我慢できる。」「注射するほど痛くない。」「治療ではなく、一時しのぎ。」などと誤解されるかもしれない。

しかし、外傷などに対して局所麻酔を注射することはとても重要な治療だ

私は30Gの細い針で0.5%メピバカインを使っている。3〜5mlでいい。

安全、手技は簡単、治療の恐怖とか痛みは強くはない、痛みはすぐになくなり、組織損傷の治療にも効果がある。治療時間短い。安い。

私は中学生の孫にもしている。

プロやオリンピックレベルの選手もケガに際してすればいい。

足関節の捻挫3例

  • Aさんは当院で治療した経験あり。昨日、足首を捻挫、腫張あり、跛行。強い圧痛の3箇所に注射。弾力包帯で軽く固定。すぐに楽になり、跛行も治る。その後来院なし。
  • Bさんは2週間前に足首を捻挫、腫れと痛みが続いている。注射でよくなる。その後来院なし。
  • Cさんは2ヶ月前に足首を捻挫、スクワットが痛くてしにくい。注射ですぐにできるようになる。1週間後に再診。9割がた治ったとのこと。

追突されて腰痛

  • Aさんは午前中、追突され、午後から、腰が張った感じがして痛くなってきた。「注射をしますよ」というとAさんは展開が想像してたことと違ったのか「?」という感じだった。強い圧痛の部位2箇所に1〜2ml注射した。すごく楽になったと喜んで帰られた。その後、来院なし。
  • Bさんは追突されて腰痛、頚痛。注射を進めたがどうしても「いや」ということで、電気を当てたり、マッサージをしたり、薬を飲んだりしている。2ヶ月ほど経つが一進一退。条件が同じでないので比較できないが・・・

痛みは時間との競争という感じがあり、早い治療ほど効果があるように思う。

五十肩、膝痛、腰痛、肘痛など慢性痛を作らないのに局所麻酔は大いに貢献するだろう。医師、とくに新鮮な症例を診る開業医はそのテクニックを勉強すべきだ。

水泳の選手でターンの時、膝が痛い、ということで膝の治療を続けていたが改善しない。内側広筋の圧痛点数カ所に注射をしたら、すぐに屈伸で痛みがなくなった。

50代、女性、3ヶ月前、肩痛、レントゲン、CTで異常なし。医者は治療よりも検査で収益を確保しているのか。といっても、設備費に消えるのだが。3ヶ月前、当院にきておれば。




# by junk_2004jp | 2019-04-30 04:05 | Comments(0)
2019年 04月 27日

日本はなぜ痛みの治療に遅れをとったのか

1980年代中頃に痛みの生理学のビッグバンがあった。痛みが定義され、慢性痛のしくみも分かってきた。

その10年後、1997年にオーストラリアでマルチメディア・キャンペーン「腰痛に屈するな」が行われ成功。

同じ頃、スコットランドでもキャンペーンが行なわれた。「腰痛の考え方を変えてその影響を軽減」

2012年、遅まきながら米国でもChoosing Wisely(賢い選択)というキャンペーンが始まった。


日本でも近年、立て続けに慢性痛の薬剤が保険適応となり、慢性痛に関する関心が高まってきた。慢性痛に関する立法が行なわれつつあると聞く。なにしろ2300万人の痛みの人がいるのだから。

なぜ日本は遅れをとったのか

医師側の問題

  • 科学ではなく、先輩医からの言い伝えを重視。1980年代中頃以前の医学。「御意」体質。
  • 私のようなものは異端児ということになる。
  • 痛みの教育はほとんどされない。
  • 臨床でも基礎でも「痛み」は研究しにくいテーマ。
  • 医師という職業は資格なので社会的に淘汰されにくい。
  • 「脊椎専門」「関節専門」と細分化され、関連性に気がつかない。

患者側の問題

  • 日本人は綺麗好き、時間厳守、ワザや道を極めるという傾向が強い。ということは神経質(不安傾向)→検査好き。こだわり。このことは医師にも言える。
  • 少々の痛みは我慢すべきと思う傾向(痛み止めを嫌う)

保険診療の問題

  • MRIは1日に10人使わないと採算が合わないと聞く。
  • 比較的安価で検査を受けられる。
  • 多くの患者を診て、カルテに記載して、診断書その他の書類を書くということは大変な労働。
  • 検査をして手術をしてリハビリをしないと病院経営ができない。

私はなぜ早くからこの痛みのカラクリに気づいたのか

  • 私の最初の指導医はヘルニアの手術をする人だった。次の指導医は全くしない人だった。手術をしても良くならない患者がいた。なぜだかわからなかったがいい加減なものだと思った。MRIのない時代だった。
  • 硬膜外注射をするより、圧痛点に局所麻酔を打つほうが確実に効くことを経験で知っていた。
  • 心療内科医・中井吉英先生の著書に出会い、よく勉強させてもらった。
  • 20世紀末、心療内科学会に入った。
  • そのころ新聞広告で「腰痛は怒りである」(長谷川淳史、著)を見てこれは正しいと思った。
  • 2000年にインターネットがきた。
  • 2001年から、HPを作りはじめた。インターネットのおかげで知識が膨らんでいった。
  • 2007年の全く知らない人(戸沢洋二氏)が私のHPを参考にして自分の腰痛を治した体験談を本にした。「腰痛は脳の勘違いだった」
  • それがきっかけとなって2009年に「トリガーポイントブロックで腰痛は治る!」を書くことになった。この題は出版社の社長が付けたもの。

今後

  • 慢性化する前に局所麻酔を使用して治療することはとても大切なことだと思う。安全、手技は簡単、副作用極めて少ない、ほとんど恐怖を感じない。慢性化させないことだ。
  • 心身医学は医師の常識となるべき。
  • 慢性化した患者にも患者と二人三脚で努力すべきだ。代替医療も含めて。




# by junk_2004jp | 2019-04-27 03:13 | Comments(2)
2019年 04月 25日

タイガーウッズ

Aさんは腰の椎間板ヘルニアの手術を受けようとしていた。知人の勧めで当院を受診。

ヘルニアが痛みの原因ではないことを説明。

腰、臀部、下肢の圧痛点数カ所に1mlぐらいの局所麻酔を注射した。

経過がよく、2〜3回の受診で来院が止まった。

1ヶ月後

「あれから、すっかり良くなって、安心していたら、また痛くなりました。長時間、胡座をかいていたのが悪かったのではないかと思います。」

同じ治療で改善した。

「再発しない方法はないものでしょうか?」

「永平寺(福井県の禅寺)で修行することでしょうか(笑)。タイガーウッズは4回も腰の手術を受けたそうです。あなたは安上がりでいいですね。胡坐が発症のきっかけかもしれませんが、ストレス反応とも考えられます。頭痛や腹痛、寝違えなどもストレス反応のことがあります。」

タイガーウッズは腰4回、膝3回手術をした。

手術はウッズにとって必要な儀式だったのか。一時、大きなストレスを抱えていたのは有名な話だ。

一般人だと、これだけ手術をすると、経済的にも社会的にも立ち直ることは難しい。

そこはさすがにタイガーウッズだ。マスターズでみごと優勝した。

ウッズのようなセレブには優秀な医師などのスタッフがいるのかと思ったがそうでもないことがわかった。



# by junk_2004jp | 2019-04-25 03:02 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)
2019年 04月 24日

昨日香港から、中年夫婦、膝痛

TVを見た、ということで、香港から中年のご夫婦が来られた。

奥様は両膝痛と右肩痛、ご主人は右膝痛。

奥様は内側広筋、外側広筋、棘下筋、小円筋などのMPS(変形性膝関節症、肩関節周囲炎)。右膝は内反変形がある。

ご主人はいわゆる「鵞足腱炎」(MPS)

トリガーポイント注射をした。本日、とてもよくなったとのことだった。

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これが筆談で使ったもの。

「鍼」の字はわからなかった。「針」で通じた。

もちろんプラシーボ効果もあるのだろうが、それも医師の腕の内だ。

多くの患者さんを診てきたが、内反変形がつよく、伸展障害があってもよくなったと感謝されることがある。

逆に内反もなく、伸展もそれほど悪くないのに改善しないこともある。

体重の問題もあろうが、何と言っても「不安脳」が大きい問題のように思う。先読み、完全主義、強い思い込みが痛みの治療にとっての大敵だ。



# by junk_2004jp | 2019-04-24 13:17 | 慢性痛 | Comments(0)
2019年 04月 21日

痛みの定義、痛みのメカニズム・まとめ

痛みの定義
不快な感覚性、情動性の体験であり、それには組織損傷を伴うものと、そのような損傷があるように表現されるものがある。
慢性痛の定義
治癒に要すると期待される時間の枠組みを超えて持続する痛み、あるいは進行性の非癌性疾患に関する痛みである。
神経障害性疼痛の定義
体性感覚神経系の病変や疾患によって引き起こされる疼痛

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「慢性痛=神経障害性疼痛」である。痛み系の可塑的変化によって生じる。痛みそのものが治療の対象となる。通常3ヶ月間痛みが続くと慢性痛になる。火災報知器が故障してお湯を沸かした程度で反応するような状態を想像して。

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ポリモーダル侵害受容器はC線維の先端にある痛みのセンサーで図のような受容体がある。ブラジキニンなどの発痛物質がこのセンサーに作用すると電気信号に変換され脳へと送られる。

末梢性感作:ポリモーダル受容器の受容体の数が増える、神経線維が体表に伸びる。
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痛みは悪循環する。その結果、慢性痛となることがある。早期に痛みを止めることはとても重要なことだ。慢性痛は扁桃体が活発になっている。

中枢性感作

  • 下行性疼痛抑制系の機能低下
  • 時間的加算(波の上に波が乗る)
  • 長期増強(痛みの学習、記憶)

痛みは慢性化とともに広がる傾向がある。(グリア細胞)
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痛みが長く続くとだれでもストレスが強くなり不安も大きくなる。もともと不安傾向(完璧主義、先読み)の脳は容易に慢性痛となる。

アダルトチルドレン(小児期のピリピリした家庭)、DV、うつ状態、発達障害などは慢性痛と深い関係がある。

慢性痛=生物・心理・社会的疼痛症候群

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痛みの治療と構造の治療は別の問題だ。

構造が治ったら痛みも治るということはない。

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痛みを止める薬?

痛みを治す薬?





# by junk_2004jp | 2019-04-21 01:23 | 痛みの生理学 | Comments(0)