2022年 11月 26日
2022年 11月 25日
パソコン作業などを続けていると、肩が前にでた格好になる(巻き肩)。肩甲骨もサイドに広がる。 これ自体は痛みはないが、小胸筋、大胸筋が凝ってくる。肩甲骨に付着している筋肉も凝ってくる。 ちょっとしたきっかけで痛みがでると(例えば肩を下向きにして寝た)、いわゆる五十肩となり、腕が挙がらなくなる。難渋することが多い。 同じことが股関節周囲にも起きる。それを五十尻と名付けてみた(笑)。 Aさん(60歳代)は2か月前、物を拾おうとして右お尻に痛みを感じた。次第にひどくなり、ほとんど歩行困難になった。前かがみ、腰を伸ばせない。下腿外側にも圧痛、しびれあり。椎間板ヘルニアと診断された。 梨状筋に強い圧痛あり。下肢の外旋がある。もともと足先が外を向いて歩いていたとのこと。梨状筋が短縮した状態だったのだろう。 物を拾う状態で急激に梨状筋に衝撃が加わり痛みがおきた。 前側の腸腰筋にも強い緊張が生じて、腰がのびない。 下腿外側のしびれも二次的に生じた筋筋膜痛だろう。 梨状筋で坐骨神経が圧迫を受けて痛みしびれが生じるという説があるが私は違うと思う。 当院で治療してかなり改善している。 同じ症例がいくつか経験している。
#
by junk_2004jp
| 2022-11-25 13:26
| MPS
2022年 11月 22日
2022年 11月 18日
40歳代、女性。10か月ほど前より、左下肢痛、腰痛、頚痛、左手のしびれ、左足底痛が続いている。 整形外科クリニック受診「腰椎変性すべり症」と診断、コルセットと薬の処方をうけた。 ピリピリ、ジーン、ビリッ、としびれや痛みがつよくなった。時に弱くなることもある。 めまいもあった。 総合病院を受診。整形外科に回される。 「すべり症が重症だけど、歩けるようみたいだし、手術という段階じゃない。」というお話。 当院のHPを見て、納得する点があり、受診する。 5日間の受診。診察はほとんどお話だけ。とても改善して喜んでおられた。 「頚痛、手のしびれ、腰痛、下肢のしびれ、足裏の痛み、めまい、睡眠障害など一連の症状は同じ原因です。腰椎すべり症は全く無関係で心配することはありません。」 「キーワードは不安、筋肉の緊張。根っこにあるのはall or nothing(完璧主義)的な思考の癖があるのではないでしょうか? 気楽に生きることです。ま、いいか!ですよ。」 「心療内科的疾患、心身症ですね。機能的な身体疾患です。筋骨格系の痛みはリウマチ系、痛風系、感染症、悪性腫瘍、帯状疱疹後神経痛を除けばほとんどが筋の緊張が原因なんですよ。」 もし歩けないほど痛かったら手術になったのでしょうか? すべり症の代わりにヘルニアがあったら、狭窄症があったら。同じことなんです。 手術がやめられない理由(私の想像) 手術は全身麻酔で筋弛緩剤を使う。術後、全身麻酔の副作用として多幸感(ほろ酔い気分)、全身の筋肉の脱力感で痛みやしびれが取れるかもしれないが、根本的な原因が治っていないので再発の可能性あり。再手術となる。
#
by junk_2004jp
| 2022-11-18 13:57
| ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾
2022年 11月 16日
International myopain society Fibro Myalgia(線維筋痛症) Sarcopenia (加齢による骨格筋量の低下、サルコペニア)高齢者が長く歩けない理由 心理・社会的要素に反映しているのは筋肉 痛みの悪循環を説明できるのは筋肉の緊張 脊髄反射は筋肉の収縮(神経筋接合部) 遅発性筋痛 伸張性収縮(筋肉が縮もうとしながら、引き伸ばされる収縮様式のこと) #
by junk_2004jp
| 2022-11-16 02:05
|
アバウト
カレンダー
LINK
最新のコメント
最新のトラックバック
カテゴリ
検索
以前の記事
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||