心療整形外科

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2018年 09月 13日

脊柱管狭窄症



腰部脊柱管狭窄症患者169人を2年間追跡調査を行う

2000年から2007年にかけて脊柱管狭窄症患者169人を手術をする群とリハビリテーション(理学療法)をする群にランダムに振り分けて経過を追い、2年後に健康機能(SF-36)測定し、両群を比較しました。

◆治療効果に差はなし

治療を行い、2年経過した後の健康機能の平均点は、手術群で22.4、理学療法を行った群で19.2であり、両群に差は見られませんでした。

研究チームは「今回の研究では脊柱管狭窄症患者に対する除圧術とリハビリテーションにQOLの結果に差がないことが示され、今後患者と医療者はこの結果を踏まえ治療法を検討する必要がある」と述べています。

今回の研究結果は脊柱管狭窄症の治療を選択する上で重要な指針となるかもしれません。
現場の医師や理学療法士の方はどのような印象をお持ちでしょうか。


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ということは、脊柱管狭窄は関係なかったということですね。


リハビリをしてよくなったとしても脊柱管は狭窄のままです。


高齢者の6〜7割に脊柱管狭窄があると言われています。もちろん痛くない人もいます。


診断そのものに間違いがあるのです。


筋筋膜性疼痛症候群です。そう考える以外に合理的な説明ができません。



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# by junk_2004jp | 2018-09-13 19:35 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)
2018年 09月 11日

「神経が圧迫を受けると痛みやしびれが生じる」という誤った考え

つまり、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症という病名の根拠とされているこの説は間違っています。

根性痛、神経根症、根性坐骨神経痛などで表現されている痛みも間違った概念によるものです。筋筋膜性疼痛、簡単に言えば筋痛症です。

多くの人が不必要な検査をうけて、間違った説明を受けて、的外れな治療を受けて困っています。医療費もバカになりません。

「痛みを知る」熊澤孝朗 著 (熊澤先生は痛みの生理学者)

「神経線維は通常、その末端にある受容器からの信号を伝えるものであって、その途中が興奮を起こしたりするようなことはありません。」
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中高年の健常者の60%以上に脊柱管狭窄、椎間板ヘルニアがあると言われています。

これらは決して痛みの原因ではありません。多くの場合は無害な結果なのです。

山崩れが地震の原因だと言っているようなものです。

間欠跛行は脊柱管狭窄症のためだと言っているのは間違いです。

間欠性というのは休んだら治るということで、神経の問題ではなく筋肉の問題です。
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# by junk_2004jp | 2018-09-11 18:04 | Comments(0)
2018年 09月 09日

慢性の痛みは学習された痛み

慢性の痛み(3ヶ月以上続く痛み)は学習(記憶)された痛みです。

レントゲンやMRIで写っている画像は痛みの原因ではありません。重力(外力)の結果です。

「悪性腫瘍、感染症、リウマチ系、痛風系」でなければ、痛みの原因は重力(外力)です。だって、痛みは電気信号なのでしょ。

つまりエネルギーです。体内で作られるエネルギーでなければ外からのエネルギーです。(重力と熱)

外からのエネルギーが起電の役割を果たすのです。

あとは自動的に悪循環する。

重力(外力)の結果、痛みが生じた。

重力(外力)の結果、骨折が生じた。

それぞれ別問題として対応すればいいのですが、痛みの対応がとても重要になります。慢性化すると辛いですから。

「いつの間にか骨折」は骨折はあるが、痛みはない。

「いつのまにかヘルニア」

「いつのまにか半月板損傷」

「いつのまにか肩板損傷」

「いつのまにか脊柱管狭窄」

「いつのまにか軟骨障害」

痛くない高齢者の半数以上にこのような画像がみられます。

ところが多くの医師は画像所見が痛みの原因だと説明します。このことは痛みの学習を促進させるのです。不安になり動かさないようになりますものね。

慢性の痛みの治療は脱学習なのです。

痛みは生命に関わりますからすぐに学習(記憶)されるのです。

ゴルフが上手になるのも、英語が話せるのも学習です。

ゴルフも英語もだめなのに痛みだけはすぐに覚えられてなかなか忘れられないわけです。

神経が圧迫を受けて痛い、しびれる、は非常識です。

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筋肉の硬結、短縮も同じように考えられます。こうなっていると必ず痛いわけではないですね。

腸腰筋のつっぱりで、飛び出たお尻(骨盤前傾)、左右差があれば、傾き。

内股歩き→筋のこわばり→O脚変形→膝内側の軟骨磨耗→0脚増強

前へ飛び出た肩

ストレートネック

外反母趾

CM関節症

へバーデン結節

これらは筋の緊張短縮が原因なのでしょうが、必ずしも痛むとはかぎりません。
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# by junk_2004jp | 2018-09-09 11:54 | Comments(0)
2018年 09月 07日

医師から変わるのは期待薄

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これは私の著書「腰痛はトリガーポイントブロックで治る!」のカバー


⑴「神経が圧迫を受けると痛みやしびれが生じる」⑵「老化した関節や変形した骨は痛む」

この間違った説を医師が自ら捨てるのにはまだまだ時間がかかるのではないか。あと二世代ぐらいはかかるのでは?

代替治療家に期待する。

患者さんも勉強してFake 説(間違った説)に惑わされないことだ。

現在はどうなっているのか知らないが、私が若かったころは、外来、手術、病棟の医師はそれぞれ別人。ということは最終的な責任はどこに?

たとえば、上肢痛、腰痛、膝痛などを訴える患者さんはたくさんいるが、それぞれの専門医が診ることが多く、全体像として捉える訓練が少ない。

手術のあとはリハビリ任せ、あるいは紹介した病院、医院に返す。経過を診ることが少ない。

このようなことで、またプライドもあるし、なかなか変えられることはないように思われる。

私のところでは毎日のように、大学が絡んだ患者さんがくる。

大学でよくならず、診療所でよくなる。普通に考えると逆だね。

たとえば

・大学でヘルニアの手術→同じ年にA病院で脊柱管狭窄症の手術→同じ年にB病院でまたもや脊柱管狭窄症の手術

・ある日急に腰痛で歩けなくなる、大学病院ですべり症という診断で固定術を受けた。腰痛はすぐに治ったが以来、両下肢の痛み、しびれが続いている。

こんな病歴を聞くと、まず、間違いなく想像できるのは「不安障害」


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# by junk_2004jp | 2018-09-07 21:25 | 慢性痛 | Comments(0)
2018年 09月 03日

ランナーズハイ


ある慢性痛のビデオでいっていたことですが、(それは医療用のビデオで公開はできない)慢性痛の治療のキーポイントは運動ということです。

ランナーズハイで起きる現象、脳内麻薬を利用することで説明できる。

集団でやると効果的。

チンタラではなくてある程度がんばって、継続して、楽しんで。

慢性痛は中枢性の痛覚過敏(中枢感作)、中枢可塑の狂乱、と言われている。

それを改善する方法として脳内麻薬を利用する。

脳内麻薬をどうしたら利用できるのか。それは個人差があります。

ウォーカーズハイ (ポールウォーキングなど)

カラオケ・ハイ

ゲーマーズハイ 

スポーツ、音楽の鑑賞によるハイ (スポーツ観戦、コンサート)

集団で痛みについて語り合うハイ

簡単な除痛治療や薬で痛みをとり脳内麻薬を利用する。

医師に診てもらうことは現状では悪い影響を受ける傾向があります。

多くの医師は画像(レントゲンやMRI)に映る異常が痛みの原因だという教育を受けています。

教授だってそうなんですよ。従来の教えに忠実に努力してトップを極めた人なんですから。

ところが残念ながら時代は変わってきたのです。



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# by junk_2004jp | 2018-09-03 21:04 | 慢性痛 | Comments(2)
2018年 09月 01日

変形性股関節症、変形性膝関節症




50歳代女性、臼蓋形成不全、脊柱管狭窄症、変形性膝関節症と診断されています。医師からは定期的にレントゲン経過観察、大量のロキソニンと湿布を処方されています。ロキソニンが効かなくなったら手術だと。日々痛む膝、股関節周りに悩んでおり、整骨院や自由診療のリハビリなど行きましたが効果は感じられません。今はなんとか歩けますが、走る事はできなくなりました。長時間歩くと膝、スネに痛みが出ます。

Aさんは3日間入院して痛みは半分以下になりました。

運動とトリガーポイント注射。薬は痛みが強い時や長時間外出のとき、トラムセット。

股関節は腸腰筋、内転筋、大腿筋膜張筋などの筋筋膜性疼痛

膝関節は内側広筋などの筋筋膜性疼痛

でした。

臼蓋形成不全→変形性股関節症

変形、軟骨減少が痛みの原因ではないのです。

正常な股関節よりも不安定なわけです。

そのために上記の筋肉に負担がかかって痛みが出ているのです。

ヒトの膝関節はもともと脛骨に大腿骨が乗っかっている不安定なものです。そのため、内側広筋、外側広筋に痛みがでてくくることが多い。

画像を見せられ医師によって将来の不安を言われることは患者さんにとっていいことではありません。

筋肉のメンテナンスと適度な運動(ポールウォーキングなど)で十分充実した人生が送れることでしょう。


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# by junk_2004jp | 2018-09-01 17:16 | 慢性痛 | Comments(0)
2018年 08月 28日

大阪府柔道整復師会 大阪学術大会



加茂氏は〝「神経が圧迫を受けると痛みやしびれが生じる」「老化した関節や変形した骨は痛む」「筋肉痛は放っておいても治る」といった話を聞いたことがないだろうか。これらは全部、根拠のない間違った思い込みだと思う。専門医ですらそう思い込んでいる。近年は慢性痛が話題となっているが、筋膜性疼痛症候群(MPS)にはほとんど触れられていない。なかにはMPSの存在すら信じていない、筋肉の痛みに関して無知な医師も多い。「Pain in Japan 2010」によれば、日本成人のうち約22.5%が慢性疼痛を保有しているとされているが、7割の患者は適切に緩和されていないという。外傷の早期やリウマチ系、痛風などは組織損傷を伴うので、慢性ではなく急性痛が繰り返し起こっていると考えられる〟等述べて、慢性痛や神経障害性疼痛などの定義について解説した。

〝怪我で半月板を損傷したことにより痛みが生じた場合、あくまで怪我が疼痛の原因であり半月板損傷が原因と考えることは間違いである。構造的に治癒していても痛みが残っていては苦痛となってしまうため、痛みの治療が優先されるべきと考える。痛みの生理学は1980年代中頃に急速に進歩した。スコットランドでは腰痛であっても①活動的を保つ、②単純な疼痛緩和を試みる、③必要であればアドバイスを求める、ということが提唱されている。また、British journal of sports medicineは変形性関節症には運動療法を行うことで、短期間で良好な結果が得られたとしている。オランダの調査ではヘルニアは手術をしてもしなくても、1年後の結果は同じであると報告されている〟等、様々な文献や研究データを示しながら、組織損傷の治療と痛みの治療は別のものだと主張。痛みの発生機序等についても図解し、分かりやすく説明した。

最後に〝患者の訴えは正しいものだと考えること。医学的にあり得ないなどと考えずに耳を傾ける。病院は安心を売る商売である。親切にすることが最大の医療の補助となる。腰痛があっても「一大事だ」と思わせずに「動いていれば大丈夫」と思わせることで回復につながっていく。痛みがあってもまずはやってみること(やればやるほどいいというわけではない)、動くと悪化するという誤解を是正することが大切である〟と纏めた。



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# by junk_2004jp | 2018-08-28 20:18 | Comments(0)
2018年 08月 27日

予防医療臨床研究会



予防医療臨床研究会に招かれ2時間、筋筋膜性疼痛症候群(MPS)についてお話をしてきました。

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# by junk_2004jp | 2018-08-27 04:18 | MPS | Comments(0)
2018年 08月 21日

「大阪府柔道整復師会 学術大会」でお話をしてきました。

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8月19日 シティプラザ大阪

「神経が圧迫されると痛みやしびれがおきる(椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症)」は間違い。

「軟骨、半月板、肩板、椎間板が傷んでいるのが痛みの原因」は間違い。

構造の治療と痛みの治療は別問題。早期の痛みの治療は重要。

慢性化、広範囲化すると厄介、中枢性感作(中枢性痛覚過敏)=神経障害性疼痛=慢性痛

脳と筋肉

動かすこと、安心すること、希望を持つこと。

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来年の3月には福岡市の柔道整復師会にいってきます。

日本の疼痛治療は遅れているそうです。柔道整復師にもこの問題を研究、議論していただいて、全国が盛り上がればいいですね。そのお手伝いをさせていただきます。

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# by junk_2004jp | 2018-08-21 13:11 | Comments(1)
2018年 08月 18日

週刊現代9/1号 電話取材を受けた

昨日発売の「週刊現代」9月1日号

大反響第2弾 医療先進国ドイツ・フランスでは「やらない手術」

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<抜粋>

高齢者を深く悩ませる「腰痛」。だが、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症で、いきなりメスを入れるのは、欧州では論外と考えられている。

「欧州では、腰痛について手術をしても治るかはわからない、手術をしてもしなくても症状は変わらないという見解が強くなっています。それどころか、手術したことにより腰痛が悪化することもある。確かに欧州でも腰の手術はしますが、まずはリハビリや保存治療を推進しています。」(加茂整形外科医院の加茂淳氏)

<抜粋終わり>
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そもそも、診断が間違っている。

意味のない検査をして、患者を不安にさせる。不安障害のある人は専門医の言葉やMRIの画像が脳にこびりついてなかなか立ち直れない。今日はそういう人を二人診た。

痛みがどういうメカニズムで生じて、どのように広がり、慢性化するのか、現在の生理学である程度の答えがでている。

椎間板ヘルニアも脊柱管狭窄も健常者でも6〜7割の人にある、といわれている。

「神経を圧迫するとその神経の支配領域に痛みやしびれが生じる(神経根症、根性疼痛)」このような生理学は存在しない。

手術をしてよくなったとしてもプラセボ効果、儀式的効果で多くの場合は再発する。

これの検査と手術でどれだけ多くの保険診療費を費やしていることか。それに見合う成果はあったとはいえない。


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# by junk_2004jp | 2018-08-18 16:03 | Comments(3)