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心療整形外科

junk2004.exblog.jp
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2005年 01月 09日

掲示板ウォッチャー^^

掲示板を見ていると勉強になります。患者さんの生の声、考え方がわかります。ケイしゃんの掲示板にいらっしゃいましたらアドバイスできるのですが、他の掲示板ではそうもいきません。

今日の掲示板より「はじめまして、こんにちわ(^-^*)ノ大阪の京阪沿線に住む28歳2児の主婦です。3日前、急に朝痛くて起きれないくらいの左おしりからくるぶしまでの激痛で。。。16、17歳と2回にわたって椎間板ヘルニアの手術を受けこの激痛から解放されたと思っていたのに今になってまたこの痛み(これはなった人にしかわからない痛みですよね)が再発するとは。夕方から飲食店のバイトがたたったのか、体重増加が原因なのか無理をしすぎたのか・・・ほんとへこみます

バイトに子育てにがんばっている若いおかあさん、早く痛みの本当の原因を理解して治ることを祈ります。MRIで検査して、3回目の手術にならないように!!

「急に朝痛くて起きれないくらいの・・・・」ここに注目をしてください。この朝おきたら痛いというパターンはとても多いです。寝違えがそうですね。寝ているときは無意識の状態ですからそのときに物理的なことではなく情動的な何らかの反応が起きるのでしょう。

もしMRIでヘルニアが原因だと言われたとき「ではなぜ急に朝痛くなったのか」ということについて質問すべきです。

# by junk_2004jp | 2005-01-09 20:34 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾
2005年 01月 08日

がんばり屋こそあぶない!

ばりばり仕事をしていた人が、体力の衰えや、いろいろなことで曲がり角にきたとき、自分でも気づかない内的な葛藤が原因で体調をくずしてしまうことがよくあります。ある人は内科的病気に、ある人は腰の痛み、下肢の痛みになります。
http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/new_page_75.htm
この方は、一時は歩くのが困難なほどの状態でしたが、今はもう健康をとりもどして、お仕事をしていらっしゃいます。Dさんの同業のお友達が紹介されていらっしゃいました。腰痛で動作が困難な状態です。不眠が続いています。口がからからな状態なのがわかります。強いストレス状態です。

がんばり屋こそあぶない!_b0052170_20203540.jpgこの本の帯に書いてある「がんばり屋こそあぶない!」は本当に実感します。曲がり角をうまく切り抜けるように手助けするとまたよい状態になるものです。「心が痛み、心が治す」・その通りです。

30年もこの仕事(医師)をしていると、そういうことがよく見えてきます。痛みやしびれは構造とは関係ないのです。

今日のある掲示板から「23歳から~34歳(現在まで)までの間に腰椎5~6番のヘルニアを4~5年に1回ずつ手術しました。医師の話によるとそこが慢性化しているみたいで1回目と2回目はLOVE法というやり方で手術をしてもらったのです。しかしまた4年の月日がたった去年の7月にヘルニアが見つかり10月に固定術をしました。

昨日の掲示板では30歳で4回の手術を受けている人がいました。このように複数回、腰の手術を受けている人はざらにいることと思います。ヘルニアが真の原因ではないからこのようなことが起きるのだろうと思います。どのような治療を受けようが個人の自由ですから他人にとやかく言われたくないでしょうが・・・・・。

痛みの真の原因を理解すると再発はそれほどありません。もしあってもうまくピンチを脱出することができます。皆さん、考え直してみませんか。

# by junk_2004jp | 2005-01-08 20:41 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾
2005年 01月 07日

外傷性頚部症候群

むち打ち症:活動の早期再開がカギ?

ほとんどの患者が良好な回復を示したとはいえ、本研究は、むち打ち関連損傷の暗い側面も強調している。被験者の約20%には慢性症状が発現していた。「両群とも、約20%の患者は、事故後14日目よりも、事故後6ヵ月目の方が症状が悪化したと感じると報告した」と報告された。


どのようにしても20%ぐらいの人は慢性化するということです。私の印象もそんなものでしょうか。もう少し少ないかもしれません。この文献をみてお医者さん達は安心してください。そういうものなんですね。

損傷の有無の議論には参加しないのが賢明でしょう。それを立証できませんから。分からないということです。もしあったとしても明らかな損傷ではなくわざわざ固定が必用とは思えませんということです。

損傷の有無にかかわらず、また治療や説明のいかんにかかわらず、慢性痛となるものがあるという事実です。この事実も患者さんに知らせるべきなのでしょうか?

その保障をどうするか、これは医師個人の判断のレベルではありませんね。社会的な合意の問題でしょう。

初期に安静にしなかった場合は「やっぱり安静にすべきだった。」と思うかもしれません。その逆のケースもあるでしょう。どっちを選ぶか自分で決めるべきことか・・・。

「あなたは平均的な治癒の期間を超えても症状が続くのはおかしい」なんてことは医者はいいません。それは痛みはとても個人差があることですから。

しかし、数字を扱う保険会社の人の中には平均の論法を使って患者さんを責めるタイプの方がいます。それは仕事の立場上理解はできますが・・そのための保険ですから。。逆に平均より早く治った場合はどうするのか?医者として加害者被害者関係の中に首をつっこんでいきたくはありませんが・・・。

# by junk_2004jp | 2005-01-07 13:54 | 交通事故診療
2005年 01月 06日

残念な状況、医師が考え方を変えないかぎり・・・

・・・・私は30歳(女)なのですが、昨年再発のヘルニアの手術を受けました。結果が満足のいくものでは無く1年以上が経ちますが現在も病院通いの日々です。最近は、治療の効果が平行線で医師に対して…もちろん自分自身に対してもイライラが続くばかりでした。 ・・・・・・・実は、今回の手術は4回目のだったんです。そのうちの2回は今回とは別の箇所のヘルニアだったのですが、椎体固定手術も受けてるんです。(今回は髄核を摘出しただけです。)なので神経の回復は年単位で診ていくしかないみたいなのです。当然、痛みも少しづつ楽になっていくハズ!だそうです。後は、気持ちの問題だそうす。・・・・・

ある掲示板からの抜粋ですが、30歳の女性で、腰の手術4回、まだ良くならず通院中。何とも言えない残念な状況です。

たぶん、数人の整形外科医のいる中~大規模病院でしょうが、医師が考え方を改めるべきなのです。患者さんはもうここを信じてついていく以外には方法はないのでしょうか?

ハイテク医療機器は微細なことまで見えます。それが痛みの原因だと医師によって認定されてしまうと(単なる思い込み)どうにもならないのです。とくに立派な建物、ハイテク医療機器、多くの医師といった舞台が整うと、これはもうどうしようもならないことなのでしょうか。

残念な状況、医師が考え方を変えないかぎり・・・_b0052170_13551312.gif
                                                              これは慢性疼痛サイクルと言われています。こと痛みに関しては、どれだけ構造をいじっても治る保障はありません。

# by junk_2004jp | 2005-01-06 12:58 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾
2005年 01月 05日

慢性疼痛=疼痛性障害

エリーさんのサイトから
慢性疼痛ってご存知でしょうか。場所と理由にかかわらず、3ヶ月以上続く体の痛み。特に、レントゲンやMRIでは原因がはっきりわからなかったり、もう治ってもいいはずの故障がいつまでもいつまでも痛かったりする、治療の難しい慢性の痛みのことを言います。かつては心因性疼痛と呼ばれて気の持ちようと考えられてきた病気ですが、最近の医学の進歩でだんだんと原因や治療法がわかってきました。

これはもちろん正しいことです。6ヶ月と書いてあるものもあります。はっきりとこの日からというものでもないですね。

ここで問題になるのは「レントゲンやMRIでは原因がはっきりわからなかったり」というところです。ヘルニア、分離症、すべり症、椎間板や軟骨の変性、脊柱管の狭窄などレントゲンやMRIで写ります。それを痛みの原因と医師によって認定されてしまうと、慢性疼痛の定義からはずれてしまい、「私はヘルニアがあるから慢性疼痛(疼痛性障害)という概念ではとらえられない」「私は分離症がみつかったので・・・」ということになってしまう。ここを切り崩すのがやっかいなのです。

画像診断は「悪性腫瘍、骨折、感染症ではない」という除外診断の意味以外のものではないということをもっと知ってほしいものです。

# by junk_2004jp | 2005-01-05 17:20 | 慢性痛