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2004年 11月 05日
A子さん(16歳)は約1年前より腰痛があります。最近、悪化してきました。体育座りができません。 「ストレスが原因ですよ。何か思いあたることはないですか?」「学校の先生との・・・」 「眠れないこともあります。お腹もよく痛くなります。」 圧痛点をブロックするとすぐに体育座りができるようになりました。 ストレス疾患ですから、腰の治療とともにストレスのつきあい方を学んでいかなくてはなりません。心因性の痛みではないです。 #
by junk_2004jp
| 2004-11-05 18:19
| 症例
2004年 11月 05日
Aさん(70歳代、男性)は今日の朝、コップで冷たい水を飲んだとたん頚から背中にかけて激痛が走り身動きがとれなくなりam8時ごろ時間外に来院されました。救急車を呼ぼうかと思ったそうです。 ![]() 図のように圧痛点がありました。圧痛点ブロックをするとすぐに楽になり帰られました。朝の忙しい時間帯でしたので説明はしませんでした。 同日の3時半にAさんは再び来院されました。 「とても楽になりましたが、もう少し痛いところがあります。冷たい水を飲んだのが原因でしょうか?」 「いいえ、何か大きな不安とか怒りとかいったストレスはないでしょうか。痛みはそういうことに関係しているものですよ。」 「私は新潟の○○出身なんですが、今度の地震で生家もつぶれてしまい兄嫁が亡くなりました。行きたくても行けない状況です。気がかりなんですが・・・」 と涙目でおっしゃいました。 TMSは心因性疼痛ではなくて侵害受容性疼痛です。次の図で示されます。 ![]() 痛みの第一現場は次の図のようになっています。(イメージ) ![]() 圧痛点に局所麻酔を注射するということはフリーズしたパソコンの電源を一度切って再び立ち上げると直るという感じです。 #
by junk_2004jp
| 2004-11-05 17:09
| 症例
2004年 11月 05日
外部からの刺激(高域値機械的刺激、つまり「ガツーン」といった一過性の強い刺激)、感染症、癌,神経損傷以外の痛み、つまりほとんどの慢性痛は脳が作り脳が認知しているのです。 構造異常が痛みを作るということは生理学的にも説明できません。また最近の文献では多くの健常人にも構造異常がみられるということが報告されています。 慢性痛の治療は脳というコンピュータの痛みに関わる部分を初期化するということです。気効、整体、絶食療法、読書療法、手術、カイロ、鍼、薬、ストレッチ・・・・・いろいろな方法があるということは、脳の認知とか反応に個人差が大きいからでしょうか。いずれの方法も儀式的要素を抜きにしては考えられません。 どの方法がよいかはそれぞれの脳の違いによるのでしょうか。 #
by junk_2004jp
| 2004-11-05 12:35
| 慢性痛
2004年 11月 04日
変形性頚椎症 頚椎5,6番と7,8番(8番は胸椎ですね。)との間の椎間板が変形して軽いヘルニアになっていて、左側に向かって首が側湾してしまいました。よくみると、素人の方でも首の傾きと、右と左の首のしわの太さが違うことから変形がわかります。 「痙性斜頚」だと思います。夏木静子さんの「心療内科を尋ねて」に詳しく書かれていますので読んでみてください。Web検索もしてください。頸椎の構造とは関係はありません。上記のような構造異常は中年の方によくみられるもので「普通の老化現象」ととらえるべきものです。「痙性斜頚」は心理的な強い拒否が体に表れるものではないかと思います。 ********************************************* 顎関節症 左に傾いた頚椎につきあって、額関節が右から回旋するような形でやはり変形してしまいました。関節円盤が損傷しています。 顎関節症はストレス病で、関節構造とは無関係です。関節円盤=半月板です。膝の半月板に関する文献を参考にしてください。無症状膝のMRIにおける異常所見の発生頻度。 構造異常に関係するなら老人に多いはずですが老人にはあまりみられません。強い拒否があり、夜間の無意識のときに歯をくいしばるため顎関節周囲の筋痛をおこしているものと思いいます。 ********************************************* 慢性難治性疼痛障害 上記の病気からくる、顔面、首、肩、背中、腕と足、頭に来る痛みとしびれです。 顔面の知覚神経は脳神経で脳から直接出ています(三叉神経)。他の部位の知覚は脊髄から出る脊髄神経です。痛みとしびれは同じようなメカニズムで起きると思っています。慢性的な交感神経緊張(ストレス)と関係しています。構造異常とは関係ありません。腕や脚のしびれが脊柱の構造異常のためだとすると顔面のしびれのメカニズムはまた別のこと(異質なもの)ということになり説明に矛盾が生じます。顔面の知覚神経は三叉神経で脊髄神経ではないのですから。 ********************************************* 線維筋痛症の疑い 原因不明の全身に慢性の痛みが広がる病気です。肩や首から始まって、痺れや痛みが全身に広がったところでこの病気の疑いがあるといわれました。膠原病の一種ではないか、といわれている病気ですが、患者のうち何割かは頚椎捻挫を引き金に起こっていること、血液検査のリューマチ因子がいつも擬陽性になることから、私の場合この病気の疑いはかなり強いといわれています。どうせ治療法がわからないのだから病名に意味はない、病名を背負い込む必要はなし、という主治医の方針で、確定診断は受けていません。 最近はやりの病名です。圧痛点が体中に多数存在します。うつとの関係?独立した疾患なのか?、原因は?、膠原病??、ストレス?案外、医者のレッテル貼り^^ *********************************************** うつ病 慢性難治性疼痛を抱える患者さんはたいていうつ病を合併します。長く続く痛みが精神的ストレスと同じように脳を蝕んでいくので脳内の科学物質の変調をきたしてしまって、脳が痛みを覚えてしまっている状態が慢性疼痛です。頭の中で実際に起こっていることは、うつ病と同じメカニズムです。 うつ=慢性痛(等価)、うつが慢性痛を起こす、慢性痛がうつを起こす、いろいろな考えがあります。 ************************************************ このような症状に悩んでいる患者さんの治療にあたって ①症状と構造は無関係、だから必ず治るという保障をする。 ②構造異常が原因だという医師の診察を受けない。 ③過去の辛かった経験に決着をつける。それが原因なんだから。 ④ヒーリング、イメージトレーニング、自律訓練法、リラ~ックス、環境を変える、等。 ⑤抗うつ薬など #
by junk_2004jp
| 2004-11-04 08:16
| 症例
2004年 11月 02日
損傷と痛みはいつの場合も分けて考えるべきです。それらは比例関係がありません。 損傷があるのなら損傷の手当、痛みがあるのなら痛みの手当を別々にするということです。 「むち打ちは損傷か?」ということですがそれを証明することは困難に思えます。ヘルニアが見つかっても今回の外力で生じたという証拠はありません。分からないというべきでしょう。 しかし、経験上、また多くの文献では必要以上に安静を保つべきではないといわれていますので「損傷」というよりは「強い一過性の衝撃」と考えています。それで私は「外傷性頚部症候群」という損傷か損傷でないのか曖昧な病名をつけています。 ストレスによって筋骨格系にすぐに痛みを作るタイプの人がいます。(私はそのタイプではありませんでストレスが皮膚に出るタイプです。)そのようなタイプの方が追突事故にあいますと、そうでない方よりも強く痛みがでるものと思います。それは個人差です。 外傷が引き金になって「うつ状態」になっても不思議ではありません。(素因の有無にかかわらず)外傷を引き金とした反応性のうつ状態という病名にして診断書を書くこともあります。このようなことは裁判がからんでくることがありますから医師は注意をして言葉を選ばなくてはいけません。 構造異常(ヘルニアなど)と痛みの関係は明らかでないわけですから、慢性化した痛みはうつ状態によるものとして治療したほうがいいでしょう。ヘルニアの有無は忘れた方がいいでしょう。 #
by junk_2004jp
| 2004-11-02 18:28
| 交通事故診療
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