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2004年 11月 02日
うつの痛みも基本的には侵害受容性疼痛です。うつ状態は慢性的な交感神経緊張状態にあるのです。下図は侵害受容性疼痛の図ですが交感神経の緊張は外力によってもストレスによっても起きることを示しています。 ![]() ************************************ 痛みの悪循環がおきて6ヶ月を超えて痛みが持続すると「慢性痛」ということがあります。帯状疱疹後神経痛、神経損傷、幻視痛、癌性疼痛など特殊なもの以外、慢性痛は侵害受容性疼痛が慢性化したものです。 下図において侵害受容性疼痛は第一現場と第二現場の情報のやりとりです。慢性化とともに脳の責任が強くなってくるように思えます。 ![]() #
by junk_2004jp
| 2004-11-02 18:01
| うつ・不安・ストレス
2004年 11月 02日
日本には全身を診てくれるホームドクターであるGPの制度がなく、いきなり専門医に行くために、たとえば整形外科のドクターは抗うつ薬の使い方に詳しくないし、精神科のドクターは椎間板ヘルニアなど知ったことではない、など、慢性疼痛障害の患者さんは、日本では適切な治療を受けられずに、なかなか治らないことで自分を責めて苦しんでいるケースは多いのではないかと思います。 以上、あるサイトから引用。 *********************** そうなんです。みんな専門医になりたがります。日本ではこの肩書きはあったほうがいいでしょう。専門医のほうが何となく位が上のように思われるかもしれませんからね。 医師のほうからすれば専門医のほうがそれは簡単だと思いますよ。あけてもくれても同じことをやっているわけですから。GPのほうがいろいろなケースで的確に判断しなければいけないのですから専門医よりも難しい仕事だと思います。専門医のほうがいろいろ経過も分かることが多いですし、初診の医師より恵まれているわけです。 日本では臓器別の専門医ですから、自分の眼鏡でしか病気を見ることができない人がいます。視野が極めて狭いのです。だから最初から専門医に診てもらうのは考え物です。 理想をいえば症状別の専門医がおればいいのです。たとえば「筋骨格系の痛みの専門医」「めまいの専門医」などです。 精神科医はむち打ちやヘルニアに対してはほとんど知識がない、あるいは責任を持って説明できない、あるいは他科の領域を侵したくない、ということです。 整形外科医はうつや神経症に対しては精神科医とむち打ちやヘルニアの関係と同じことになります。 #
by junk_2004jp
| 2004-11-02 17:28
| 医療不審
2004年 11月 02日
Bさん(70歳代、男性)はいつも気むずかしい不機嫌な顔をしています。70歳までは建築関係の職人でした。1ヶ月前よりAM4時ごろになると左のお尻の部分がやめて(本人弁)目が覚めるようになりました。日中はほとんど気になりません。時々耳鳴りがするので耳鼻科で診てもらったことがありますが異常なしとのこと。一時、右肩が痛くて動かすことが困難となりある整形外科で診てもらって手術を勧めたれたが、放置している間に治癒。心臓のあたりがチクチク痛いので内科で「心筋梗塞」(?)といわれ現在薬を続けてのんでいる。夜間頻尿あり。 仕事をやめた数年前からなんやかやと医者通いが始まったわけです。本当に心臓疾患があるのか疑問に思いますが・・・。 Bさんは以前より当院の患者さんで数年に1度数回の通院で腰痛が治っていましたが今回はなかなか治りません。Bさんにストレスの話をしても全く通じません。Bさんの顔がますます不機嫌になっていきます。 「お薬を飲んでみましょうか。」 「内科の薬を飲んでいるからいやだ。」 「そういわずに、寝る前に安定剤を飲んでごらんなさい。」といって処方しました。 「お薬を飲んでどうでしたか?」 「何にも変わらん。」 「注射の効果はありますか?」 「よくならん、前はすぐによくなったのに。」 「で、今日は注射はどうしますか?」 「してくれ」 マッサージしたり、電気あてたり、牽引したり、Bさんの症状が治まるのを待つよりしかたがないです。 #
by junk_2004jp
| 2004-11-02 12:39
| 症例
2004年 10月 31日
http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/new_page_325.htm 腰痛は脊椎疾患か?筋疾患か?脊椎治療? ほとんど(圧迫骨折、腫瘍、感染症以外)の腰痛は脊椎に関する知識がなくても治療可能。 脊椎の専門家が脊椎にほとんど関係のない腰痛について論議をしているということの矛盾。 侵害受容器と発痛物質と脳が関係した疾患である。二次的には筋肉も関係。下図のパーツさえあれば腰痛でも背痛でも頚痛でもおきる。 突飛な話、人間が無脊椎動物だったとしても・・・・・ ![]() #
by junk_2004jp
| 2004-10-31 20:36
| 慢性痛
2004年 10月 29日
Aさん(78歳、女性)は本日インフルエンザの予防注射のために来院されました。 3年ほど前は両膝が痛くて通院していらっしゃいました。痛みが強いため何度か往診にいったこともあります。 今は全く痛くないそうです。このようなケースはしばしばあるのです。 「軟骨が減っているから痛い、軟骨は再生しない、だから一生痛みと付き合っていかなければならない」という先入観が一部の医師にはあるのです。だからこのようなことを不思議に思うことでしょう。 患者さんにはそのような考え方を押しつけないようにしましょうね。 痛みは損傷モデルではなく生物・心理・社会的疼痛症候群モデル、Total Pain (全人的痛み)なのです。 悲観的な見方をするより楽観的な見方をしたほうが治ることでしょう。治癒を保障することは大切なことだと思います。 #
by junk_2004jp
| 2004-10-29 12:37
| 症例
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